2021.9.9 ~ 2024.12.31
今回の応募総数812点の中から二次選考を通過した73作品を最終選考委員7名にて審査し、
以下の作品が大賞・部門賞・特別賞に選ばれました。おめでとうございます。
★最終選考委員
鎌田 慧 委員長(ルポライター)(1~20回まで歴史家の色川大吉氏)
中山千夏(作家)
秋林哲也(編集者)
佐藤和夫(哲学思想研究者・千葉大学名誉教授)
藤野健一(編集者)
小池一子(クリエイティブ・ディレクター)
成田龍一(歴史家・日本女子大学名誉教授)
★第24回日本自費出版文化賞
【大 賞】
『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち(上)―北海道・東北・中部・関東編―』
『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち(下)―関西・山陽・四国・九州・沖縄・中国の養父母―』
藤沼 敏子(埼玉県川越市)
【部門賞】
〈地域文化〉
「粟国島の祭祀 ―ヤガン折目を中心に ―」安里 盛昭(沖縄県中頭郡)
〈個人誌〉
「鍬の戦士 父・前田定の闘い―満蒙開拓青少年義勇軍に消えた青春―」前田 千代子(高知県安芸市)
〈小 説〉
「ペリーの巣」あいちあきら(埼玉県日高市)
〈エッセー〉
「味覚喪失~人は脳で食べている~」元木 伸一(静岡県伊東市)
〈詩 歌〉
「イーハトーブの数式」大西 久美子(神奈川県鎌倉市)
〈研究・評論〉
「御冠船料理の探求 文献資料と再現作業」鄔 揚華(沖縄県那覇市)
〈グラフィック〉
「土と緑と人間と ―西阿波・祖谷 傾斜地に暮らす―」日浦 嘉孝(香川県丸亀市)
【特別賞】
〈コニカミノルタジャパン株式会社賞〉
「四國秘境物語」安森 滋(愛媛県西条市)
〈リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社賞〉
「お前の親になったる」草刈 健太郎(大阪府大阪市)
〈株式会社 モリサワ賞〉
「墓仕舞い」荒川 昤子(千葉県市川市)
〈株式会社 大塚商会賞〉
「阿波の福おんな」安部 才朗(島根県隠岐郡)
〈株式会社 ショーワ賞〉
「峡の畑 ―石井美智子句集―」石井 美智子(秋田県南秋田郡)
〈ホリゾン・ジャパン株式会社賞〉
「イタイイタイ病と戦争 ―戦後七五年忘れてはならないこと―」向井 嘉之(富山県富山市)
〈富士フィルムグローバルグラフィックシステムズ 株式会社賞〉
「モリノコ」黒瀬 麻美(愛媛県松山市)
【特別功労賞】
「不知火海民衆史(上)―論説篇・不知火海民衆史(下)―聞き書き篇」色川 大吉(山梨県北杜市)
※同賞創設から20年にわたり選考委員長を務めていただきました歴史家、色川大吉氏が2021年9月7日に亡くなられました。
ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
★入選作品は、9/11(土)発信の「過去の日本自費出版文化賞」ページをご覧ください。
―関連ニュース記事―
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/DA3S15037738.html
プリンティング ジャーナル
http://www.pjl.co.jp/news/group/2021/09/14593.html