書名: |
小説新選組 永倉と島田 22年目の再会 |
著(訳)者: |
河内明美 |
発行社(者): |
ブイツーソリューション |
印刷所名: |
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サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
154 |
発行年月: |
2019(令和1)年10月13日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1200円 |
<内容紹介>
幕末最強の剣客集団と言われた新選組、その隊士達のほとんどが江戸時代から明治時代へと向かう戊辰戦争で命を落としていきましたが、70才を超えるまで生き延び、天寿を全うした数人の隊士がいました。その中の一人永倉新八は、勝沼で官軍と戦うも敗れ、その後帰って来た江戸で近藤勇と仲違いして新選組を脱退、新選組隊士として戊辰戦争を終える事ができませんでした。永倉は、新選組隊士として戦いを全うできなかった後ろめたさと、その一方で新選組が賊軍となってしまった無念さなど、複雑な思いを抱いて生きて来たと思います。そんな永倉が、箱館戦争まで戦い抜いたもう一人の生き残り隊士、島田魁と22年ぶりに京都で再開した時に、二人が交わしたであろう会話を小説にしてみました。近藤勇の首の行方や土方歳三の箱館での戦いぶりなど、資料を基に二人の会話に入れています。分かりやすいように、資料部分は別段落としました。