書名: |
流転の一葉 遥かなる山河 |
著(訳)者: |
関根 則男 |
発行社(者): |
株式会社ブレイン 東京図書出版 |
印刷所名: |
株式会社ブレイン 東京図書出版 |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
100 |
発行年月: |
2022(令和4)年11月01日 |
分類: |
(02)個人誌部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1000円 |
<内容紹介>
中国吉林省長春市に赴任中に発見した古い日本人の写真。その写真の人物とその遺族の捜索するドキュメンタリー小説。そして捜索の過程で明らかになっていく、写真の人物とその家族を襲った戦争悲話が明らかになっていく。
80年の時を超えて、中国で古い日本人の写真が時を超えて現代の日本人の手に渡る。この80年の間には日中戦争、国共内戦、文化大革命という数々の廃棄される危地を奇跡のように生き残ってきた。そしてある人物の支援によって奇跡のように写真の人物像が明らかになっていく。更なる奇跡は、写真の人物の長男が生存されていて個人情報保護法の壁を乗り越えて奇跡的に発見される。更に、生存していた写真の人物の長男は終戦前後は北朝鮮に居住しており、8月9日のソ連の侵攻によって家族を次々に失いながら、北朝鮮から祖国への帰国を目指して決死の逃避行を図るという戦争悲話も含んだ、感動のドキュメンタリー小説である。