Book No.14611
書名: 「地の塩とならむ」川上嘉市翁の一生録
著(訳)者: 三浦 啓市
発行社(者): 株式会社 按可社
印刷所名: 東海電子印刷株式会社
サイズ: A4
ページ数: 528
発行年月: 2022(令和4)年10月22日
分類: (01)地域文化部門
定価(本体): 定価(本体)4000円
<内容紹介>
東京帝国大学を首席で卒業、明治天皇から銀時計を賜った川上嘉市は住友電線へ入社。住友での功績は顕著で取締役の地位に就いていたが、昭和初期に経営危機に陥った日本楽器製造株式会社(現在のヤマハ株式会社)から経営の立て直しを託され入社を決意。新社長に就任するや次々と社内外で改革を断行して会社を軌道に乗せ、現在の世界的大企業ヤマハの基礎を確立した。本書名の翁の座右の銘「地の塩とならむ」とは、自身の人生は「世のため人のために生きる」を意味しており、その行動規範を基に書き残された自筆の日記や随筆文から伝わる生き様を纏めたものです。さらに翁は会社経営に留まらず教育や福祉、政治、経済、時には軍事などでも一地方だけでなく国家に対しても幅広く訴求活動し、昭和前期から中期にかけての代表的な政治家や経営者、軍人などとの接触話録や自ら趣味とした書、絵画、似顔絵、短歌などを通して一流芸術家達の人物模様も見られる。また、本書には内容に関連する700点以上の写真や手紙、各種資料等や翁自身が描いた画や書も取り入れて、翁の多才ぶりも紹介している。

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