日本自費出版文化賞について

第28回日本自費出版文化賞のスケジュール

作品募集期間
2024年12月1日~2025年3月31日
一次選考期間
2025年4月~6月
二次選考会
2025年7月 入選候補作品が決定
最終選考会(結果発表)
2025年9月 入賞作品、大賞、入選作品を発表
朝日新聞紙上、および当公式サイトにて
表彰式
2025年11月8日(予定) アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催

日本自費出版文化賞の目的

毎年おおよそ数万点の書籍が発行され市場に流通しています。そして大きな流通ルートに乗らない、いわゆる自費出版物といわれる書籍も同じだけ発行されているといわれています。自費出版物は、流通する一般書籍と並ぶ出版文化の重要な位置を占め、これらの中には貴重なものが多くあります。ところが著者の労苦が報われることはきわめて少ないのが現状です。「日本自費出版文化賞」は、自費出版ホームページによる自費出版データの蓄積・公開活動と連動しながら、自費出版に光を当て、著者の功績を讃え、かつ自費出版に再評価、活性化を促進しようとするものです。

募集部門

1.地域文化部門郷土史、地域誌、民俗記録、地域人物伝、記念誌等
2.個人誌部門自分史、一族史、追悼集、遺稿集、旅行記、趣味等
3.小説部門小説、童話など散文で書かれた物語形式の文芸
4.エッセー部門随筆・随想など散文で書かれた小説以外の文芸
5.詩歌部門現代詩、俳句、短歌など韻文で書かれた文芸
6.研究・評論部門研究(人文/歴史/法律/経済社会/理工他)、評伝、評論等
7.グラフィック部門画集、写真集、絵本等、デザイン集等
選考委員会の判断で、部門を変更する場合があります。ご了解ください。

応募資格

制作費用の全額または一部を著者(個人・団体)が負担し、日本国内で最近10年以内に出版され、主として日本語で書かれた一般書で、製本された著書が対象。著者の国籍は問いません。一般書とは、一般の人が理解できる内容の書籍を指し、特定の専門的な内容の著書については審査できないことがあります。

応募方法

*[こちら]から意見やコメントを送ってください(直接送信の場合も)。
NPO法人日本自費出版ネットワーク会員に伝えることができます。
(1)
所定の応募用紙に必要事項を記入し、応募著書1冊と共に郵送または託送してください。応募著書は返却できません。応募受付の連絡を希望する方は必ず官製はがきにご自身の宛名を記入して同封して下さい。(その他の方の電話等によるお問い合わせには応じられませんのでご了解下さい)。
(2)
日本自費出版文化賞には登録手数料3,000円(1点)が必要です。
(3)
インターネットで直接申し込むこともできます。[WEB登録フォーム]から情報を送信してください。
(4)
その上で、「登録手数料」や「ホームページ登録料」(登録した場合)を郵便振替でお支払いください。

申込先、応募著書・応募用紙送り先

郵便番号 103-0001

東京都中央区日本橋小伝馬町7-16 日本自費出版文化賞事務局

電 話:03-5623-5411

FAX:03-5623-5473

WEB登録フォーム:[WEB登録フォーム](インターネットから直接送信し、書籍は別に郵送します)

登録についてのご参考

(1)
いわゆる協力出版あるいは共同出版という方法も実際には製作費用を著者がほとんど全額負担しているもので、上記の範囲に入ります。
(2)
定価のついていない(いわゆる非売品)も該当します。
(3)
ISBNコード(国際図書流通コード)の有無にかかわらず、応募できます。
(4)
発行者(所)、印刷所は日本国内であれば資格・所属を問いません。
(5)
書籍単位ですので、違う書籍であれば(著者が同じ場合でも)何冊でも応募できます。
(6)
過去にこの文化賞に応募した同じ書籍をあらためて応募する(再応募)も可能です。ただし、すでにこの文化賞で表彰(入選・入賞)されている場合はご遠慮ください。
(7)
短編集など複数の作品で1冊を構成している場合も書籍単位なので、短編集全体の審査となります。
(8)
複数巻になる作品の場合も基本的に1書籍(冊)=1作品です。実際には上下巻や複数巻全体で評価する場合が多いですが、選考委員会にご一任願います。登録費用も基本的に1組で1作品としていただきたいと思います。
(9)
電子出版のみの発行物は審査対象外です。プリントして仮製本(あるいは簡易製本)をしたものは応募可能で、審査も公平に行います。
(10)
文芸同人誌などで 出版費用を寄稿者が分担している雑誌も応募できます。ただし、雑誌全体の内容、コンセプトが評価されます。雑誌の中の特定の作品だけを評価してほしい場合は、その作品のみ別刷りなどして製本(仮製本でも可)し、1作品として応募すれば1冊の書籍として評価します。
(11)
翻訳書について=翻訳・出版した書籍自体が主として日本語で書かれたものであれば応募・審査とも可能です。第16回の文化賞で『アフリカ詩集』が受賞しています。逆に、原作が日本語でも、翻訳・出版した書籍が外国語であれば、応募はできますが、 審査はおこなわれないとお考え下さい。

賞状および賞金、賞品

大  賞
賞状ならびに賞金20万円(1点)
部 門 賞
賞状ならびに賞金5万円(各部門1点)
特別賞(各部門1点 協賛各社賞)
賞状ならびに記念品
色川大吉賞
賞状ならびに賞金10万円(1点、第27回より新設)
※「色川大吉賞」について(2023年11月)
入  選
賞状(各部門10点程度)

日本自費出版文化賞のスケジュール詳細

募集開始毎年12月1日
締め切り毎年3月末日(延長の場合あり)
一次選考毎年4月~6月
二次選考会毎年7月 最終選考会候補作品が決定
最終選考会毎年9月 入賞作品、大賞、入選作品が決定
表彰式毎年11月
受付け期間
毎年の12月1日より翌年の3月末日まで ※延長の場合あり
第1次選考
応募書籍全てを対象に行い、200~250点を選出します。選出された書籍が第2次選考会に送られます。
第2次選考
各部門約10点程度を「部門入選候補」として選出します。この候補作品が最終選考委員会に送られます。なお、第2次選考を通過した「入選候補者」には、最終選考に必要がありますので、「第2次選考通過のお知らせ」とともに2冊目の書籍(応募した書籍をもう1冊という意味です)の送付依頼を出します。このお知らせが送られなかった応募者は第2次選考を通過出来なかったとご理解下さい。選考過程のお問い合わせには応じられません。
最終選考
9月上旬に最終選考委員会を開催し、入選、部門賞、特別賞、大賞等を決定します。
発 表
入選、部門賞、特別賞、大賞は、最終選考委員会終了後、記者会見の席上にて発表します。また、「朝日新聞」紙上や一般社団法人日本グラフィックサービス工業会機関誌、自費出版ホームページ等のメディアに掲載します。入選、入賞作品は、応募締切の翌年の10月に開催予定の表彰式(日本自費出版フェスティバル)内および関連するイベントなどで展示公開します。
表彰式
応募締切の年の11月に開催する日本自費出版フェスティバルで行います。各部門の受賞者・入選者には招待状をお送りします。

選考委員

鎌田 慧 委員長
(ルポライター)(1~20回まで歴史家の色川大吉氏)
中山千夏
(作家)
秋林哲也
(編集者)
佐藤和夫
(哲学思想研究者・千葉大学名誉教授)
藤野健一
(編集者)
小池一子
(クリエイティブ・ディレクター)
成田龍一
(歴史家・日本女子大学名誉教授)

主催・主管・後援・協賛

■主 催■

一般社団法人日本グラフィックサービス工業会

■主 管■

NPO法人日本自費出版ネットワーク

■後 援(予定)■

株式会社朝日新聞社

一般社団法人日本印刷産業連合会

公益社団法人日本図書館協会

日本自分史学会

関東複写センター協同組合

■協 賛(予定)

富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社

リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社

ホリゾン・ジャパン株式会社

株式会社ショーワ

コニカミノルタジャパン株式会社

株式会社大塚商会

ハイデルベルグ・ジャパン株式会社

株式会社キングコーポレーション

コダック合同会社

キャノンマーケティングジャパン株式会社

リコージャパン株式会社

株式会社T&K TOKA

株式会社SCREEN GPジャパン

理想科学工業株式会社

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