書名: |
鏡の色は何色/メルヘンストリート |
著(訳)者: |
北村 誠 |
発行社(者): |
株式会社文芸社 |
印刷所名: |
株式会社暁印刷 |
サイズ: |
文庫判 |
ページ数: |
372 |
発行年月: |
2021(令和3)年07月15日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)800円 |
<内容紹介>
一冊の中に2つの話が収録されています。
「鏡の色は何色」
スミレの花をさがしていた少年が、不思議な少女に出会います。その出会いから鏡の色を見つけ出す旅にでました。その為に必要な3つの光の結晶をさがしながら冒険を続けます。その中で少女に思いを寄せていく少年がいました。ついに答えにたどり着いた二人を待ち受けていたのは二度と会えないことを暗示する永遠のわかれでもありました。
「メルヘンストリート」
長い人生の中で、誰もが必ず一度だけ通る事が出来ると言うメルヘンストリート(不思議な商店街)を基点に28編の物語です。科学では説明できないけれども素直な心を持ち合わせていれば見ることも接する事も感じる事も出来る世界というものがあり、それが、成長の過程で学んだ知識や常識が何時しか先に立つようになると、先入観というフィルターを通して物事を眺めるようになってしまい、いつの間にか見えなくなってしまった世界、と言うのが全体を通したテーマになっています。