書名: |
しあわせについて |
著(訳)者: |
杉野六左衛門 |
発行社(者): |
幻冬舎メディアコンサルティング |
印刷所名: |
中央精版印刷 |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
297 |
発行年月: |
2024(令和6)年09月04日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1800円 |
<内容紹介>
昭和十八年、戦火に揺れる長崎。
県立長崎高等女学校の専攻科に進んだ朋は、友人たちと合唱に励みながら、束の間の青春を謳歌していた。
響き合う歌声は、希望の象徴だった。
だが、戦況の悪化とともに、彼女たちも容赦なく戦争に巻き込まれていく。
それでも朋たちは声を合わせ、互いを支え続けた。
そして、運命の夏。閃光がすべてをのみ込んだ――。
戦争という嵐の中で、少女たちが紡いだ友情と歌の記憶は、今も静かに響き続ける。
今を生きる私たちは、しあわせにならなければいけない。
私たちのしあわせは、彼女たちのしあわせでもあるのだから。