Book No.15405
書名: 見者の世紀
著(訳)者: 重松一穂
発行社(者): 風詠社
印刷所名: シナノ印刷株式会社
サイズ: 四六判
ページ数: 202
発行年月: 2025(令和7)年04月29日
分類: (03) 文芸=小説部門
定価(本体): 定価(本体)1400円
<内容紹介>
文化芸術が隆盛した19世紀後半のフランスを舞台に一人の若者が新しい技術「写真」を追い求めてゆく物語。写真術が生まれたころは絵画における革命である印象派の運動も立ち上がっていた。印象派の画家達は裕福な家庭に生まれたものもいて、当時、高価だった写真術に興味を持ち積極的に評価したものもいた。彼らとの交流を行いながら新技術写真を学ぶ一人の青年ジャックが写真と絵画について考えを深めてゆく。パリ万博に徳川幕府代表として参加した徳川昭武と偶然にしりあい、交友を深める。徳川幕府が倒れた後も留学で渡欧をしてきた昭武に付き合う。写真を愛した昭武も少なからず当時のパリの文化の影響をうける。ジャックは最終的に日露戦争のころ日本で暮らすことにする。

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