| 書名: |
蒼天の星 星見天海評伝 |
| 著(訳)者: |
関根 則男 |
| 発行社(者): |
考古堂書店 |
| 印刷所名: |
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| サイズ: |
A5 |
| ページ数: |
228 |
| 発行年月: |
2026(令和8)年06月20日 |
| 分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
| 定価(本体): |
定価(本体)1500円 |
<内容紹介>
近代日本仏教史のなかでも、とりわけ激動と葛藤に満ちた明治中期の「曹洞宗二大本山分離危機問題」を軸に据え、これまで明らかにされてこなかった宗教史や人間ドラマを広範囲な取材により、高い次元で融合させた歴史評伝小説である。単なる史実の再現にとどまらず、近代化という巨大な奔流の中で翻弄される宗教と人間の姿を、静かな筆致で描き切っている点に本作の最大の特色がある。宮内庁皇居三の丸尚蔵館が所蔵している写真の貸出許可がされるなど、公機関も一定の権威を与えた内容の作品である。