フェスティバルお馴染みの「著者交流会」がスタートしました。あらかじめ意見発表を申し出ていた著者や飛び入りの発表希望者が次々に登場し、自分の著書やその出版の経緯、テーマ、内容などについて熱のこもったスピーチを披露しました。
自費出版文化賞10回を記念して講演会は、歴史家で第一回から審査委員長をつとめているの色川大吉氏。自費出版の最近の動向やシニア層がその中心であることの社会的・歴史的背景を、この10回の文化賞入賞作品の流れをもとに解説しました。引き続いて、中山千夏・日本自費出版ネットワーク代表理事が加わっての対談で、最近の自費出版を取り巻く状況などをなごやかに話し合いました。
日本自費出版文化賞は、社団法人日本グラフィックサービス工業会主催・日本自費出版ネットワーク主管で開催されています。主催者を代表してあいさつした日本グラフィックサービス工業会の山本副会長が「言葉を大事にする業界でありたい」と述べました。続いて、今回の文化賞の「入選作品」、ついで、奨励賞、部門賞、大賞が次々に表彰され、盛大な拍手をあびました