「第21回日本自費出版文化賞表彰式」を中心とした「日本自費出版フェスティバル」が2018年10月6日(土)、東京都・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催されました。
午後12時半から、午後1時30分まで、会場では、日本自費出版文化賞の展示コーナーが中心です。今年の入選・入賞作品はもちろんのこと、過去の歴代大賞作品も展示されました。
午後1時30分からは第21回日本自費出版文化賞・表彰式などの記念式典が行われました。司会はNPO法人日本自費出版ネットワーク会員の荒井慶太さん(神奈川県・日相印刷/日相出版)・福島洋子さん(東京都・マトリックス・オーガナイゼーション)でした。
最初に、この日本自費出版文化賞の主催者である一般社団法人 日本グラフィックサービス工業会を代表して、中村 耀(なかむら あきら)会長があいさつを行いました。次に、協賛会社を代表して、富士フイルムグローバルグラフィックシステム株式会社営業一部部長の紀 英俊(きの ひでとし)様、後援団体を代表して朝日新聞社CSR推進部の白銀 泰(しろがね やすし)様がそれぞれあいさつを行いました。
メイン行事の日本自費出版文化賞表彰式では、はじめに最終審査委員会を代表して、中山千夏(なかやま ちなつ)委員より、審査の感想、各入賞昨品に対する講評を含めたあいさつが行なわれ、この日本自費出版文化賞の意義を述べるともに入選・入賞者にお祝いの言葉を贈りました。また、この日の表彰式に出席した秋林哲也(あきばやし てつや)氏、藤野健一(ふじの けんいち)氏、佐藤和夫(さとう かずお)氏の各氏ももそれぞれ感想を披露しました。
表彰では、最初に、中村 耀会長が、この日出席した入選者の方々を2組に分けて代表者に表彰状をお渡ししました。
続いて入賞作品の表彰が行われました。特別賞は、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社、株式会社ショーワ、株式会社モリサワ、株式会社大塚商会、ホリゾン・インターナショナル株式会社、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社の各協賛会社から表彰状が送られました。部門賞は最終選考委員が表彰状を贈呈しました。
入賞の皆さん
入選の皆さん
表彰式では、第2部として「NPO認定自費出版アドバイザー」の認定書授与式が行われ、今回新たに認定された3名の方々にNPO法人日本自費出版ネットワークの中山代表理事より認定証が授与されました。
このあと、日本自費出版文化賞表彰式の恒例になりました、入賞された特別賞、各部門賞の入賞者の方々により、一人ずつ、入賞作品の思いや今回の受賞についての感想などのスピーチの時間ですが、その前に、主管のNPO法人日本自費出版ネットワークから2つの嬉しいご報告をさせていただきました。
一つ目は、日本の全部の印刷団体を束ねる、一般社団法人日本印刷産業連合会から、JSNの22年に亘る活動が評価され、9月12日に特別賞を受賞。その日印産連の常務理事の小野隆弘様より中山千夏代表理事に贈呈していただきました。
二つ目は、主催者の日本グラフィックサービス工業会の元会長、今井茂雄様から、大きな寄付をいただき、目録を贈呈いただきました。また、JSNより長年の功績に対して感謝状、特別ジャンパーをお送りいたしました。
ご報告のあと、この文化賞表彰式の恒例になりましたが、入賞された特別賞、各部門賞、大賞の入賞者の方々により、一人ずつ、入賞作品の思いや今回の受賞についての感想などのスピーチが披露されました。会場には各作品の映像も流され、受賞者それぞれの熱意と人柄が強くあふれるお話が続きました。
場所を移しての記念パーティでは、来賓や参加者、受賞者の皆さんの楽しいお話がうかがえました。特に、この日の表彰式に出席した最終選考委員が壇上にあがって今年の審査の感想や自費出版の持つ社会的な意義などの持論を披露しました。