「第25回日本自費出版文化賞表彰式」を中心とした「日本自費出版フェスティバル」が2022年11月12日(土)、東京都・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催されました。
新型コロナウィルスの影響で3年ぶりの開催となった今回は、会場に約150名の参加者が集まり、 「第25回日本自費出版文化賞表彰式」他、大賞・部門賞・特別賞を揃えた「第2回目自費出版即売会」「自費出版相談コーナー」「入賞・入選など今回の応募作品や歴代受賞作品の展示」などを実施いたしました。
午後12時半から午後1時半までの時間帯と表彰式後に、第25回文化賞大賞・部門賞・特別賞受賞作品の即売会を行ないました。
表彰式会場では、午後12時半から、午後1時半まで、日本自費出版文化賞の展示コーナーが中心です。今年の入選・入賞作品はもちろんのこと、過去の歴代大賞作品も展示されました。
午後1時半からは第25回日本自費出版文化賞表彰式・自費出版アドバイザー認定証授与式(1級)などの記念式典が行われました。司会はNPO法人日本自費出版ネットワーク会員の鳥原 由美さん(愛知県・ HIME企画出版/ (株)マルワ )・宮川 和久さん(東京都・ことこと舎/(株)文伸)でした。
開会にあたり、この日本自費出版文化賞の主催者である一般社団法人日本グラフィックサービス工業会を代表して、岡本 泰(おかもと ひろし)会長のあいさつ、協賛会社を代表して、富士フイルムグローバルグラフィックシステム株式会社パートナー営業部長の由留部 直人(ゆるべ なおと)様のあいさつ、そして後援団体を代表して朝日新聞社CSR推進部企画委員の白銀 泰(しろがね やすし)様のあいさつ代読が行われました。
メイン行事の日本自費出版文化賞表彰式では、はじめに最終審査委員会を代表して、鎌田 慧(かまた さとし)委員長より、審査の感想、各入賞昨品に対する講評を含めたあいさつが行なわれ、この日本自費出版文化賞の意義を述べるともに入選・入賞者にお祝いの言葉を贈りました。また、この日の表彰式に出席した中山 千夏(なかやま ちなつ)委員、藤野 健一(ふじの けんいち)氏、秋林 哲也(あきばやし てつや)氏、佐藤 和夫(さとう かずお)氏、小池 一子(こいけ かずこ)氏の各氏もそれぞれ感想を披露しました。
表彰では、最初に、岡本 泰会長が、この日出席した入選者の方々を3組に分けて代表者に表彰状をお渡ししました。
続いて入賞作品の表彰が行われました。特別賞は、コニカミノルタジャパン株式会社、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社、株式会社モリサワ、株式会社大塚商会、株式会社ショーワ、ホリゾン・ジャパン株式会社、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社の各協賛会社から表彰状が送られました。部門賞は最終選考委員が表彰状を贈呈しました。そして、大賞は、今年度文化功労者の小池 一子委員からの推薦の言葉と鎌田 慧(かまた さとし)委員長より、表彰状が贈呈されました。
大賞受賞者
部門賞受賞
特別賞受賞
入選受賞①
入選受賞②
入選受賞③
※入選作品・入選者は こちら でご確認ください。
表彰式では、第2部として「NPO認定自費出版アドバイザー1級」の認定証授与式が行われ、今回新たに認定されたメンバー(1名)にNPO法人日本自費出版ネットワークの中山代表理事より認定証が授与されました。
アドバイザー認定証授与式の後は、特別表彰が行われました。主催者の日本グラフィックサービス工業会の元会長で日本自費出版ネットワーク顧問の今井茂雄様に度重なる寄付をいただき、表彰状と記念品を贈呈いたしました。
表彰式のあとは、恒例になりましたが、入賞された特別賞、各部門賞、大賞の入賞者の方々により、一人ずつ、入賞作品の思いや今回の受賞についての感想などのスピーチが披露されました。会場には各作品の映像も流され、受賞者それぞれの熱意と人柄が強くあふれるお話が続きました。
※写真の順番(敬称略)
最後は、後援団体を代表して、一般社団法人日本印刷産業連合会の緒方宏俊常務理事の挨拶で閉会となりました。