第28回日本自費出版文化賞表彰式
(日本自費出版フェスティバル)

■日時 2025年(令和7年)11月8日(土) 12時30分~17時
■場所 東京都・千代田区「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」

「第28回日本自費出版文化賞表彰式」を中心とした「日本自費出版フェスティバル」が2025年11月8日(土)、東京都・千代田区のアルカディア市ヶ谷(私学会館)で開催されました。

今回は、会場に約140名の参加者が集まり、 「第28回日本自費出版文化賞表彰式」他、色川大吉賞・部門賞・特別賞・シルバー特別賞を揃えた「第5回自費出版即売会」「自費出版相談コーナー」「入賞・入選など今回の応募作品や歴代受賞作品の展示」などを実施いたしました。

第5回自費出版即売会&自費出版相談コーナー

午後12時半から午後1時半までの時間帯と表彰式後に、第28回文化賞色川大吉賞・部門賞・特別賞・シルバー特別賞受賞作品の即売会を行ないました。

入賞・入選など今回の応募作品や歴代受賞作品の展示

表彰式会場では、午後12時半から、午後1時半まで、日本自費出版文化賞の展示コーナーが中心です。今年の入選・入賞作品はもちろんのこと、過去の歴代大賞作品も展示されました。

第28回日本自費出版文化賞表彰式・自費出版アドバイザー認定証授与式(1級)

午後1時半からは第27回日本自費出版文化賞表彰式・自費出版アドバイザー認定証授与式(1級)などの記念式典が行われました。司会はNPO法人日本自費出版ネットワーク会員の鳥原 由美さん(愛知県・ HIME企画出版/ (株)マルワ )・坂本 圭一朗さん(高知県・リーブル出版/(株)リーブル)でした。

開会にあたり、この日本自費出版文化賞の主催者である一般社団法人日本グラフィックサービス工業会を代表して、岡本 泰(おかもと ひろし)会長のあいさつ、協賛会社を代表して、富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社パートナー営業部の宮本 圭(みやもと けい)様のあいさつ、そして後援団体を代表して朝日新聞社ブランド企画部 企画委員の白銀 泰(しろがね やすし)様のあいさつ代読が行われました。

メイン行事の日本自費出版文化賞表彰式では、はじめに最終選考委員会を代表して、鎌田 慧(かまた さとし)選考委員長より、審査の感想、各入賞昨品に対する講評を含めたあいさつが行なわれ、この日本自費出版文化賞の意義を述べるともに入選・入賞者にお祝いの言葉を贈りました。また、この日の表彰式に出席した成田 龍一(なりた りゅういち)委員、中山 千夏(なかやま ちなつ)委員、藤野 健一(ふじの けんいち)委員、秋林 哲也(あきばやし てつや)委員、佐藤 和夫(さとう かずお)委員、小池 一子(こいけ かずこ)委員の各委員もそれぞれ感想を披露しました。

表彰では、最初に、岡本 泰会長が、この日出席した入選者の方々を3組に分けて代表者に表彰状をお渡ししました。

続いて入賞作品の表彰が行われました。特別賞は、コニカミノルタジャパン株式会社、リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社、ハイデルベルグ・ジャパン株式会社、株式会社大塚商会、株式会社ショーワ、ホリゾン・ジャパン株式会社、富士フイルムグラフィックソリューションズ株式会社、株式会社キングコーポレーション(シルバー特別賞)の各協賛会社から表彰状が送られました。部門賞は最終選考委員が表彰状を贈呈しました。また、新設の色川大吉賞は、鎌田 慧選考委員長から表彰状を贈呈され、色川先生と親交がありご協賛いただいている上野千鶴子様のあいさつが行なわれました。そして、大賞は、鎌田 慧選考委員長から表彰状が贈呈されました。

最終選考委員

鎌田 慧 委員長

成田 龍一 委員

中山 千夏 委員

藤野 健一 委員

秋林 哲也 委員

佐藤 和夫 委員

小池 一子 委員

色川大吉賞受賞

部門賞受賞

特別賞受賞

入選受賞①

入選受賞②

入選受賞③

<第28回日本自費出版文化賞>

■大賞 (敬称略)

該当作品なし

■色川大吉賞 (敬称略)

・私のことはわたしが決める ―松本移住の夢をかなえたがん患者、77歳―」(竹内 尚代)

■部門賞 (敬称略)
【地域文化部門賞】
・紙で残す私の1枚(「紙で残す私の1枚」刊行委員会〈編〉)
【個人誌部門賞】
・手記「もやいの海」(菅原 洋一)
【小説部門賞】
・あたし、お地蔵さんになれるかな? 運がいいとか悪いとか」(東 英文)
【エッセー部門賞】
・実話 税務調査(照 伝光)
【詩歌部門賞】
・句集 匙のうら(森 羽久衣)
【研究・評論部門賞】
・関東大震災・検見川事件―「検見川事件」秋田・三重・沖縄県人殺害 附・沖縄県人の震災体験―(島袋和幸)
【グラフィック部門賞】
・大人の健康づくりと子育てのことをマンガにしてみた。(かさね)
■特別賞 (敬称略)
【コニカミノルタジャパン賞】
・足尾鉱毒事件 一人ひとりの谷中村(永瀬 一哉)
【リョービMHIグラフィックテクノロジー賞】
・みちのく朝日連峰山だより ―あるナチュラリストの小屋番日記から―(西澤 信雄)
【ハイデルベルグ・ジャパン賞】
・謝名元慶福作品集 ファインダーの中の戦場(謝名元 慶福)
【キングコーポレーション賞】
・今日も世界の片隅で ―テレビの裏側で30年―(宮澤 豊孝)
【ショーワ賞】
・歌集 別れと知らず(名嘉真 恵美子)
【ホリゾン・ジャパン賞】
・ex-dreams ―もうひとつのミッドセンチュリーアーキテクチャ―(福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎〈編集・企画〉)
【富士フイルムグラフィックソリューションズ賞】
・FOOD ART ―Moment of beauty―(袴田 尚弥)
【シルバー特別賞・コダック合同会社賞】
・命の一升瓶 ―パラオからの引揚船―(田邉 泉)

※入選作品・入選者は こちら でご確認ください。

表彰式では、第2部として「NPO認定自費出版アドバイザー1級」の認定証授与式が行われ、今回新たに認定されたメンバー(当日参加者3名/合格者7名)にNPO法人日本自費出版ネットワークの中山代表理事より認定証が授与されました。

入賞された特別賞、各部門賞、大賞の入賞者の方々がそれぞれユニークなスピーチ

表彰式のあとは、恒例になりましたが、当日参加された入賞者の方々により、一人ずつ、入賞作品の思いや今回の受賞についての感想などのスピーチが披露されました。会場には各作品の映像も流され、受賞者それぞれの熱意と人柄が強くあふれるお話が続きました。

※写真の順番(敬称略)

■色川大吉賞(敬称略)

①②・私のことはわたしが決める(竹内 尚代)

■特別賞(敬称略)

③【コニカミノルタジャパン賞】
・足尾鉱毒事件 一人ひとりの谷中村(永瀬 一哉)※代理(山崎領太郎)
④【リョービMHIグラフィックテクノロジー賞】
・みちのく朝日連峰山だより(西澤 信雄)※代理(西澤 敬子)
⑤【ハイデルベルグ・ジャパン賞】
・謝名元慶福作品集 ファインダーの中の戦場(謝名元 慶福)
⑥【キングコーポレーション賞】
・今日も世界の片隅で(宮澤 豊孝)
⑦【ショーワ賞】
・歌集 別れと知らず(名嘉真 恵美子)
⑧【ホリゾン・ジャパン賞】
・ex-dreams(福島加津也、冨永祥子、佐脇礼二郎〈編集・企画〉)※代表(福島)
⑨【富士フイルムグラフィックソリューションズ賞】
・FOOD ART ―Moment of beauty―(袴田 尚弥、川上 輝明)
⑩【シルバー特別賞・コダック合同会社賞】
・命の一升瓶 ―パラオからの引揚船―(田邉 泉)

■部門賞(敬称略)

⑪【地域文化部門賞】
・紙で残す私の1枚(「紙で残す私の1枚」刊行委員会〈編〉)※代表(片山)
⑫【個人誌部門賞】
・手記「もやいの海」(菅原 洋一)
⑬【小説部門賞】
・あたし、お地蔵さんになれるかな? 運がいいとか悪いとか」(東 英文)
⑭【エッセー部門賞】
・実話 税務調査(照 伝光)
⑮【詩歌部門賞】
・句集 匙のうら(森 羽久衣)
⑯【研究・評論部門賞】
・関東大震災・検見川事件(島袋和幸)
⑰【グラフィック部門賞】
・大人の健康づくりと子育てのことをマンガにしてみた。(かさね)

最後は、後援団体を代表して、一般社団法人日本印刷産業連合会の高島 淳一(たかしま じゅんいち)常務理事の挨拶で閉会となりました。

画面トップへ

Copyright © NPO法人日本自費出版ネットワーク ALL Rights Reserved.