第3回日本自費出版文化賞の結果および選考経過

第3回日本自費出版文化賞 最終選考結果

第3回日本自費出版文化賞の最終選考会が6月1日、東京・吉祥寺のホテル東急インで開かれ、第2次選考通過作品から自費出版大賞および各部門賞が決定した。日本自費出版文化賞は日本の出版文化の重要な一翼を担っている自費出版の紹介と振興をはかる目的で1997年に設立された賞。(社)日本グラフィックサービス工業会主催・自費出版ネットワーク主管、朝日新聞社などが後援している。

作品応募は昨年後半に行われ、全国から1051点の応募があり、今年1月から全国の審査員による第1次選考、4月の東京・八王子市の大学セミナーハウス遠来荘での第2次選考会を経て最終選考に残った64点を対象に色川大吉氏を委員長とする最終選考委員による選考会で大賞・各部門賞が選ばれた。(各作品の紹介は順次行います)。

第3回日本自費出版文化賞 大賞作品

部門 書名 著者 著者住所
(01)地域文化部門 八重山の考古学 大濱永亘 沖縄県・石垣市
(02)個人誌部門 大濱永丞私史-八重山「濱の湯」の昭和 大濱永丞 沖縄県・石垣市

第3回日本自費出版文化賞 部門入賞作品

部門 書名 著者
地域文化部門 年表にみる飛騨の女たち-明日を拓く女性たちのために- 神出加代子 
個人誌部門 又兵衛どんの娘 天野熙子 
文芸 一般部門 春荒涼 佐合真弐
文芸 歌・句集部門 風葬 林多美子
研修・評論部門 憂愁の詩人『徐志摩伝』 鬼丸ヤエ
グラフイック部門 里山のトンボ むさしの里山研究会

第3回日本自費出版文化賞 特別賞作品

賞名 書名 著者
努力賞 『福岡県の文学碑』古典編 大石實

第3回日本自費出版文化賞 入選作品

部門 書名 著者
地域文化 冬の街-山谷の窓口日記 山村柊午
地域文化 豊里むがしむがし 佐藤幸夫
地域文化 白保村風土記(第一集) 崎原久
地域文化 歩みの会25周年記念誌『わいわいドタバタ日記』 歩みの会25周年記念誌編集委員会
地域文化 もうひとつのレイテ戦 竹見智恵子
地域文化 湯浅治郎と妻初 半田喜作
地域文化 バンビはつづくよどこまでも バンビ共同保育所
地域文化 あまみ民話絵本1~6 嘉原かをり(輪内保育所園児他)
地域文化 奄美名音集落の八月歌 田畑千秋
個人誌 糸遊び 高橋紀世子
個人誌 遠い日近い日 小西節治
個人誌 遥かなる道 熊谷長平
個人誌 商社マンのうちあけ話 細木正志
個人誌 山椒庵日記 渡辺淳
個人誌 あさなえの子供たち 田村峰政
個人誌 雨の日も北京晴れ 則松淑子
個人誌 娘とやくざとチャイコフスキー 三浦豊
個人誌 山の放課後 松川由博
個人誌 われ、ここにきて後悔せず一筋の人生 翁長徳栄
個人誌 ちび黒先生体当たり 前澤和明
文芸 一般 SLの戦士たち 高橋長敏
文芸 一般 刀とマンドリン 渡邉雅美
文芸 一般 迷留辺荘主人あれやこれや-心理学者内田勇三郎の行き方の流儀 内田純平
文芸 一般 鐘の音 伴貞子
文芸 一般 さびたの残花 中村英史
文芸 一般 ビルマ曼荼羅 梶上英郎
文芸 一般 赤い月 白武留康
文芸 一般 詩集「助手A」 あいはら涼
文芸 一般 しなやかな暗殺者」 橘しのぶ
文芸 歌・句集 身世打鈴(しんせたりょん) 朴貞花(ぱくちょんふぁ)
文芸 歌・句集 是風 西家孝子
文芸 歌・句集 第一滴 黒坂紫陽子
文芸 歌・句集 高安和子作品集 高安和子
文芸 歌・句集 オリーブの島 壷井久子
文芸 歌・句集 いのち輝く 松田錬太郎 (編者)佐熊位
文芸 歌・句集 歌集『メタセコイア』 石川英雄
文芸 歌・句集 歌集 杉の木 宮中 栄二
文芸 歌・句集 歌集 秘色 松本ますみ
研修・評論 国語国字の根本問題 渡部晋太郎
研修・評論 橘花は翔んだ-国産初のジェット機生産 屋口正一
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グラフイック 回想のアルバム-京都市電- 品川文男
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グラフイック 片野元彦作品集『絞と藍』 片野元彦・片野かほり
グラフイック DIARIA SNAP SHOTSL 望月弘久
グラフイック 美し国伊勢路を彩る参宮街道三十六景 林徳一
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