４月の申込み締め切りを受け、５月からの専門委員による一次選考が６月一杯行われ、363点の作品を選出しました。これを受けて、７月１７日（土）に二次審査が行われました。その結果、合計73点の入選候補作品が選出されました。
この入選候補作品の中から最終選考を経て９月８日（水）に、大賞１点、部門賞７点、特別賞７点（協賛各社賞など）が選出されました。入選57点も正式に決まりました。

第24回日本自費出版文化賞（日本グラフィックサービス工業会主催、ＮＰＯ法人日本自費出版ネットワーク主管）の最終選考が2021年９月８日（水）終了し、大賞には、藤沼 敏子さん（埼玉県川越市）の『あの戦争さえなかったら 62人の中国残留孤児たち(上)(下)』が選出されました。部門賞７点、特別賞（協賛各社賞など）７点も選出されました。第24回の表彰式は、新型コロナウイルス感染症予防のため、中止といたしますが、式典に代わる「特別な冊子」を制作いたします。
なお、今回、同賞創設から20年にわたり選考委員長を努めていただき、2021年９月7日に亡くなられました歴史家、色川大吉氏に【特別功労賞】をお贈らせていただきました。
ご生前のご厚情に深く感謝するとともに、故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。