書名: |
突然の余命宣告にはメニュー表があった |
著(訳)者: |
石島 嘉人 |
発行社(者): |
株式会社湘南社 |
印刷所名: |
モリモト印刷株式会社 |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
209 |
発行年月: |
2023(令和5)年04月25日 |
分類: |
(02)個人誌部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1000円 |
<内容紹介>
本書は、パニック障害の息子が、父親の突然の余命宣告に悲嘆に暮れながらも残された貴重な時間を有効活用し、認知症の父親の最期を看取るドキュメンタリー。死の隠ぺいやタブー化が日常化した昨今、いざ父親の死を目の当たりにするとそのショックは計り知れない。果たして私たち家族がとった終末期医療は最善のものであったのだろうかなど、いろいろな思いが頭をよぎる。それらを医学的見地から切り込み検証もしたが、いざ人の死の問題を取り上げると死生観とは百人百様であり軽々には語れないことに気づく。父の死を無駄なものにしないためにも「すべての人生の出来事には意味があるのではないか」と考え、悲しみと折り合いをつけていく。「限りある命であるからこそ悔いのない人生を送りたい!」そんな思いを込めて、認知症を患った父親の8年間の在宅介護の実態を詳細に書き綴り、それらが読者の皆様の心の片隅に残ればとの願いを込めて執筆した一冊。