書名: |
水面を舞って |
著(訳)者: |
仙雫美年 |
発行社(者): |
株式会社文芸社 |
印刷所名: |
株式会社フクイン |
サイズ: |
四六判 |
ページ数: |
176 |
発行年月: |
2024(令和6)年09月15日 |
分類: |
(03) 文芸=小説部門 |
定価(本体): |
定価(本体)1200円 |
<内容紹介>
第一章は春、高校ボート部の五人が最後の県高校総体での優勝を目指し、限界を超す厳しい練習に耐えつつ大人社会に対する不満や悩みと葛藤し、監督の中山はこれを支える▼第二章は夏、県やブロック地区での高校総体に優勝する過程において、ボート仲間との友情を育みつつ成長していく部員を描き、高校生が抱える様々な問題点も深掘りする▼第三章は秋、インターハイ制覇は叶わずとも、勝つこと以上に価値あるものを得た部員たちに、中山は伊能忠敬の生き様を例えに大人社会を生き抜くための術なるものを諭す▼第四章は冬、高校ローイング生活最後の国体を終え、中山は十八歳成人になったばかりで卒業していく部員たちに対し、これからの大人社会を生き抜くための気付きを与える▼奥深いローイング競技の魅力を分かり易く織り交ぜ、成人への過渡期にある部員たちの切磋琢磨とその成長を見守る監督の交流を描いた青春群像