書名: |
節黒城風雲録―歴史を動かした越後妻有― |
著(訳)者: |
渡辺 正範 |
発行社(者): |
「節黒城跡開山祭り」50周年記念事業実行委員会 |
印刷所名: |
株式会社滝沢印刷 |
サイズ: |
A5 |
ページ数: |
491 |
発行年月: |
2024(令和6)年10月30日 |
分類: |
(01)地域文化部門 |
定価(本体): |
定価(本体)2000円 |
<内容紹介>
新潟県南部の旧中魚沼郡、千曲川が信濃川と名を変える流域に展開する津南町・十日町市は「越後妻有」と呼ばれています。「妻有(つまり)」は中世の荘園名で、越後からも信濃からも最奥の「詰まり」の意といわれています。
そんな「歴史果つる地」のような豪雪中山間地ですが、越後府中と関東を結ぶ松之山街道と越後と信濃を結ぶ善光寺街道が交差する要衝でもあり、南北朝期から戦国時代にかけては、中央の歴史を動かす場面もありました。
しかし、これらは地元でもあまり知られていません。そこで、節黒城という一山城を軸に、地域から見た「いざ鎌倉」から「天下分け目」までの激動の400年をまとめてみました。「歴史本は退屈だ」という定評から脱皮するために、史実を積み上げながらも「読み物として面白い」ものを目指しました。