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検索結果:8498件(3781〜3810件を表示)
[(4718) 05127](ID:4807)
著(訳)者:
伊東秋彦
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
万葉の宮廷歌人・額田王が残した未解読の難訓歌、第二次大戦時の碩学・折口信夫に関わる秘密、そして現代に起きた連続殺人事件――これらが時空を超えて結ばれる異色長編ミステリー。古今の学者から、あの松本清張までがその解読に挑んで、なお正解にたどり着けなかった謎の歌が、事件解明の過程で解き明かされる。若手万葉学者の不可解な死。折口から「わとそん」と呼ばれた人物は誰か? 殺人の動機は? 意外な結末とともに、現代と万葉の時代の共通点が浮かび上がる。 
[(4717) 05126](ID:4806)
著(訳)者:
中山とし子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
2006年夏、くも膜下出血で倒れた母との、1年間の心の交流をエッセーとして書いたものです。関西から故郷鹿児島に2ヵ月に1回の割合で帰省し、話せず、食べられず、左半身麻痺の母が次第に弱っていく悲しみを見詰めました。団塊世代に共通の遠距離介護の問題。老人介護環境の問題。生きた屍にしか見えないかもしれないベッドの上の人たちにも、人間としての豊かな感情と一日があることを知って欲しい。戦中戦後を生き抜いたこの世代の人たちへ慈しみと敬意を捧げます。

<第12回(2009年)日... 続きを見る
書名:今恥苦笑
[(4716) 05125](ID:4805)
著(訳)者:
児玉俊史
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
 腹を抱えて笑い転げてしまうエッセイは、これまでにたくさん世に出ています。
 軽妙洒脱な、あるいは皮肉の効いた辛口な川柳集も枚挙に暇がないくらい、世に溢れています。
 でも、その二つが互いを引き立て合い、不可分に結びついたものは、あまり見たことがありません。
 本書は、エッセイと川柳を融合させ、「小咄川柳」とでも言うべき新しい境地を拓いた作品集です。
[(4715) 05122](ID:4802)
著(訳)者:
堀 久子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
 戦中、戦後の著者自身の体験と、東京大空襲、ひいては原爆の貴重な資料までをつぶさに調べ書き込んだユニークな書です。
 地域(飯能市)の図書館の催しで取り上げられ、「著者を囲む会」で講演をしたり、市民会館の「文化のつどい」で表彰を受けました。
 胸を突く語り口も、素晴らしいものです。
                                     (後藤記)
[(4714) 05121](ID:4801)
著(訳)者:
伊藤典子
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
家族を、信州の自然を軽妙な文体で描いた36篇を納めた随筆集。
大らかなユーモアに包まれた作品で、信州伊那谷の光と風をいっぱいに感じさせてくれます。登場人物たちの演者ぶりは、ときに笑い、ときに涙です。
はつらつとした生命力のある作品が、人とは、家族とは本来こうであって欲しいという姿を見せています。さわやかであり、ほっとする読後感です。
[(4713) 05120](ID:4800)
著(訳)者:
中川平三郎
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
戦時中に教育を受け、酪農家として遮二無二生きてきた。しかし、60歳になり娘が大学を卒業した時、すでに妻は亡く、「このまま死んではつまらん!」と日本の歴史を勉強したいと大学の聴講生になり、日本の文化が遥かシルクロードを通じて多くの名もない人達からもたらされてことを知り、シルクロード巡礼の旅に出た旅行記を10回分まとめたのがこの本です。酪農家としての視点か、筆者の魅力なのか?現地の人との素朴なやり取りも心引かれます。
[(4712) 05118](ID:4798)
著(訳)者:
桐福会
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
群馬大学工学部化学科のクラス会が卒業50周年を記念して発行しました。
戦後まもなくの混乱期に誕生した新制大学の学生として、明るくたくましく生きた当時の数々のエピソードの記録です。一地方国立大学の学生生活の断片にすぎませんが、共に学んだ青春時代の記録であると共に、戦後という異常な時代の、ささやかながら貴重な記録ともしたいと作成したものです。
[(4711) 05117](ID:4797)
著(訳)者:
関 二郎
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
 この詩集は“喪われた日々”に対して単純に郷愁を表すものではない。また文明批評でもない。貧しかった“昭和”という時代を精一杯生きた人々の生きざまを描くことで、名もなく旅立っていった人々に対する鎮魂の意を表し、あわせて現代の生き方を問うものである。
[(4710) 05116](ID:4796)
著(訳)者:
玉島千歳楽誌編集委員会
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
「祭り好き」というよりも「千歳楽狂い」が集まって乙島まつりは成り立っている。青年部組織を主体に途切れることなく伝承はされていくが、時代の流れの中で変化も受け入れざるを得ない。本書は「変化し続ける伝統は、記録しなければやがて失われてしまう」危機感を持った「千歳楽狂い」が休日を潰し、足を使い、慣れぬ助成金申請に神経をすり減らしまとめあげた。前書きにもあるように「祭りに関する調査の際の索引」としての役割を十分に果たすことのできる内容になっている。各地に「祭り好き」には是非一読... 続きを見る
書名:松籟
[(4709) 05115](ID:4795)
著(訳)者:
赤澤 勲
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
戦中、韓国の師範学校に学び、当地の小学校で教鞭をとった著者の様々な思いの詰まった一冊である。戦後、教育に挫折感を味わい距離を置いていた著者だが、次第に教職への夢を断ち切れず現場復帰を果たす。その後、真正面から子どもたちに向き合い、大学にも籍を置き勉強を続けるなど、実直な人柄そのままの教員生活を全うする。本書を準備中、病に臥し一時は中断も心配されたが、家族の献身的なバックアップもあり、上梓にこぎつけた。家族に敬慕されているのがグラビア写真からもわかる。
[(4708) 05114](ID:4794)
著(訳)者:
岡山県良寛会
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
静かな良寛ブームが続いている。関連書物は数え切れないほどある。本書の特徴は若き良寛が修行した円通寺が所在する岡山県倉敷市玉島の人々によりまとめられたことにある。編者の岡山県良寛会は昨年の創立20周年を期に、昭和50年に発刊された「良寛修行と玉島(玉島良寛研究会編)」の改訂版を発議し、約一年間かけて発刊にこぎつけた。携わった者は直接執筆者・20名、資料収集など周辺作業・40名近くとなる。文章表現一つ取っても山にも登れば、海にも潜る試行錯誤と迷走の編集作業であった。「良寛さ... 続きを見る
書名:私の世界
[(4707) 05113](ID:4793)
著(訳)者:
宗本智之
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
 少年期からデュシェンヌ型筋ジストロフィーという難病と闘いながら、数学を学び、2007年近畿大学において理学博士号を取得した著者が語る、数学のすばらしさ、おもしろさ。
 作者より「さてこの度、天井を見つめて只寝ているだけでは、生きる気力も起らないので、生きるための目標を持とうという意味で、『作者宗本智之の本が読みたい』という、本好きな母の声から、読み切りの短編エッセイの作成に挑戦してみました。そして奮闘の末、1年の歳月を経てエッセイを作成致しました。素人の面白くない本... 続きを見る
[(4706) 05112](ID:4792)
著(訳)者:
滝口美代子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
 昭和初期の大阪。みよちゃんの家は、父母と3つ年上のお兄ちゃんとの四人暮らし。裕福とは言えなかったけれど、その暮らしは平和でのんびりとしたものでした。
 しかし、着実に近づく戦争の気配に、一家の幸せは、かけがえのない花びらが剥がれるように、一つ一つ欠けていきました……。
 戦後40年を迎える頃、みよちゃんは、夫と手を取り合い、日本各地で80回以上「平和絵画展」を開きました。その原体験が、ここにあります。
[(4705) 05111](ID:4791)
著(訳)者:
伊藤 弘美
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
病気一つしたことのない夫が、日本では症例も少なく、原因も治療法も解らない難病と診断された。絶望の中でも夫は冷静で家族との時間を大切に過ごした。新聞記事により、ロンドンの病院に専門医がおり、新薬を開発中であることを知り、困難の中、渡英して診療を受けた。しかし新薬はまだ使えず、病気の進行も止めることはできなかった。
[(4704) 05110](ID:4790)
著(訳)者:
藤田 整
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
塾だ、中高一貫校だ、やれ何だと、一家で右往左往、十年前後の大騒ぎの果てに、めでたく大学に入る。ところが、いざ大学生になった息子や娘は勉学に励まないのが大多数である。たまりかねた文科省は最近「学士課程教育の質の改善」を強調しだしたが、まだ実効はない。著者は多年の大学教員歴から問題の所在と解決策を論ずる。
[(4703) 05109](ID:4789)
著(訳)者:
成迫 政則
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
小山内美江子代表の学校をつくる会の隊員として、若者達とカンボジアで小学校の施設つくりに汗を流した。現地の子ども達のキラキラ輝く瞳、一生懸命に手伝う姿などに感動、再度入国して「成迫学校」を寄進した。贈呈式に教育省長官をはじめ子ども達はもちろん住民が挙って参集、あの笑顔は私にとっても最高の喜び。3次入国生徒代表の言葉に胸を打たれる。
[(4702) 05108](ID:4788)
著(訳)者:
八十島章子(著)、暮しの手帖社(編)
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
ブッシュ父子政権誕生前夜のアメリカ西海岸を舞台に、たくましさとユーモアに満ちた七人のおばさんを、在米日本女性の目から描いた短篇集。彼女達の生活の背後には、開拓時代以来の生活感のあるヒューマニズムと21世紀に持ち越される社会問題とが混在していた。庶民の日常に垣間見る消えつつある健全なアメリカを惜しむ。
[(4701) 05107](ID:4787)
著(訳)者:
島崎 玲子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
戦争体験後、多くの若者は自由の国、米国に憧れた。私は高校生の時に両親が死亡し社会の荒波の中に投げ出され、生きるために看護の道を選んだ。この看護が憧れの米国に導き、米国での苦しい生活を救い、また働きながら学んで得た教育学博士が現在の私を支えている。この本は現職の看護師の皆様へのエールになると思います。
[(4700) 05106](ID:4786)
著(訳)者:
方藤 朋子文 おおくま みわこ絵
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
学校かえりのはるなは、近道しようと、通りぬけたふるいおやしきの窓からいいにおいが。おばあさんとこどもたちのカレーを通してのふれあいです。
[(4699) 05105](ID:4785)
著(訳)者:
松﨑 洋二
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
飯岡助五郎に盃を返した座頭市は下野足利在で百姓暮らしを始めた。地元の伊七親分や日光の円蔵などが難問の解決を相談に来て、つい手伝うことになった。無法を働く八州廻同心や旗本六角家代官をこらしめたり、やくざの喧嘩を止めたりの大活躍、だが百姓を守る争いことでは危なく命を落としかけた。
[(4698) 05104](ID:4784)
著(訳)者:
松﨑 洋二
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
谷川岳に魅せられた男たちの六話。一話谷の宿 谷間の宿の一人娘と恋に落ちた男の物語。二話白ケ門 交通事故で足を痛めた山男を後輩が支援する。三話雷雨 夫の遭難空騒ぎに巻き込まれた妻。四話完登 還暦を過ぎた男が西黒沢で苦闘する。五話雪渓 遭難体験を頼まれ娘と登る。六話岳神 自殺願望の二人が雨の幽の沢を登る。
[(4697) 05103](ID:4783)
著(訳)者:
水谷孝信
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
 滋賀県内の戦時中の学徒勤労動員の状況を旧制中等学校(中学校、女学校、実業学校)を中心に調査してまとめた。滋賀県から名古屋へ送られた「滋賀県女子学徒勤労報国隊」1900名の実態と、近江航空長浜工場で腸チフスの犠牲となった女子学徒の動員日記も収録、「銃後」の社会を支配した軍事体制の非人間性を追求するとともに、戦後の労働争議との関連にも言及した。
[(4696) 05102](ID:4782)
著(訳)者:
尾池和夫
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
俳句結社「氷室」の月刊俳句誌に連載したエッセイを文にまつわる俳句と共にまとめた3作目のエッセイ集。著者は地震学の専門家で、「地球の調和ある共存と変動帯の文化」をテーマに地震によってできた日本には変動帯独自の文化が育まれてきた、との持論を四季折々の自然を詠む俳句を挟みながらわかりやすく紹介している。京大総長時代に出版し、文中には総長室からの景色なども織り込まれている。
[(4695) 05101](ID:4781)
著(訳)者:
角川英男
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
定年後、若い頃から好きだった歴史を題材に小説に挑戦し、2作目となる作品。天皇に楯突いたことから、明治以降は歴史の中で取り上げられることが少なく意外と知られていない足利尊氏に光を当て室町幕府開設前後を描いた。篠村八幡宮で時の権力、北條家に反旗を翻す決意を固め必勝祈願文を読み上げた尊氏。物語は後醍醐天皇が配流されていた隠岐から船底に身を隠し、再興を賭けて伯耆国名和湊に漕ぎ出すシーンから展開。
[(4694) 05100](ID:4780)
著(訳)者:
森山百合子
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
自然豊かな池田市細河(大阪府)にある花と緑溢れる工房「ホワイトシャレー」を背景に撮影したパッチワークの作品が手作りの温かさを届けてくれる作品集。田舎暮らしに憧れていた著者が開いた工房にはコテージやガゼボがあり、季節の花とハーブが美しくい。そんな安らぎの空間に置かれたパッチワークの作品約30点が収められている。オリジナルの絵模様は絵画のようで観るのも楽しい。簡単にできる作り方とパーツ型紙も付いている。
書名:穂っ
[(4693) 05099](ID:4779)
著(訳)者:
古広みさち
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
手書きの散文に手びねりで作った山羊の陶芸作品を添えた作品集。著者の幼い頃の思い出や心に焼きついた風景が短い言葉で綴られ、高度成長前の日本の風景と生活が垣間見られる。タイトルの「穂っ」はホッという心の安らぎと、穂から種が色んな所へ飛んで行き新しい芽を出す。さ迷える今の自分の気持ちを託した。読者にゆっくり流れる時間とぬくもりと優しさをプレゼントしてくれる著者の想いが形になった小さな小さな宝物のような冊子。
[(4692) 05098](ID:4778)
著(訳)者:
池田幸恵
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
料理教室を主宰して37年、その知恵を一冊にまとめました。
基本の基本―米のとぎ方、だしの取り方、魚の焼き方など、「へえ~」「なるほど」といった目からうろこの知恵や情報がいっぱいつまっています。
しかもマンガやイラストでの解説、料理はカラーと、見て!読んで!楽しい。
料理の初心者だけでなく、毎日ご飯を作っている主婦、最近料理に凝りだしたお父さんたちにも好評です。
書名:掌の鈴
[(4691) 05096](ID:4776)
著(訳)者:
泉澤 悦子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
 小学四年に母を失い、歩行困難な弟と喘息の姉達と継母との間に生じる様々な事も受け止め、教師や回りの暖かな支えで成人する。親となるが母子家庭となり育児の合間に独学で保母の資格を得、保育の仕事に就き生計す。子の成長と共に自らも趣味や楽しみを共存させ、ひたむきにバイタリティに生きていく様を掌編小説に書いた。
[(4690) 05095](ID:4775)
著(訳)者:
石尾なずみ
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
書き綴ってきた詩をきちんとした形にして残しておきたく、詩集として出版いたしました。
難解で形式的な詩の表現ではなく、素直に自分の言葉で表すことを心がけています。
[(4689) 05094](ID:4774)
著(訳)者:
深田 俊祐
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
 明治45年生まれのスエは、昭和8年に農業の夫与市と朝鮮に入植、大農業を営む。しかし、与市は召集され戦死。郷里の広島へ4人の子供を連れて帰ったスエは、ここで終戦を迎え、姉のいる八幡市で働くようになる。土方や露店商をして子育てをしたスエは、苦難の果て子供たちを一人前になどしたあと、長男の家で肝臓ガンで死ぬ。

<第12回(2009年)日本自費出版文化賞・文芸A部門賞作品>

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