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検索結果:8660件(8071〜8100件を表示)
書名:真空世界
[(590) 00598](ID:592)
著(訳)者:
西脇陽子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
普通の日常に起こるすべての出来事に対する感情を細かく、または簡潔に言葉で表現した詩集です。年齢に関係なく、読んだ人それぞれが自分なりの感想を持っていただけたらと思います。いわゆる、スタートも、ラストも,詩という文面から浮き出た物語を新たに作り出せるよう、いろいろな連想をして個性を引き伸ばしてみてください。これがひとつの何かの「きっかけ」になってくれたらと嬉しいです。
[(589) 00597](ID:591)
著(訳)者:
立壁正子
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
牛込で生まれ、再び牛込に戻ってきた漱石を神楽坂という町から眺めてみたい。こんな思いで漱石の作品や日記…などを久しぶりにひもときました。今まで知らなかった漱石が見つかりました。少年時代の漱石が神楽坂まで通った道を実地にたどってみたらそれが漱石の人生を象徴する道であり、私たちと漱石を結ぶ道であることが実感できました。そして漱石は,町の人々の記憶の中にも生き続け、語りつがれていました。こうして、偉大な漱石が、身近な漱石になりました。
[(588) 00596](ID:590)
著(訳)者:
安 風骨
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
人生は苦しみに満ちており、ときには地獄のように悲惨である──親は子供に頼まれもしないのになぜ生むのか。(381片・風骨珠玉の短言集)〇幸福に生きるのが理想。不幸にしか生きられないのが現実。〇人生とは、死によって救われるまでの無意味で悲惨な闘争のことである。〇親が子供に与ええるものは底知れぬ苦労と,病気と,死だけである。〇人生は夢のように楽しくあるべきである。それでこそ生きる価値がある。〇人間は死が恐ろしいばかりに生の耐えがたい苦しみに耐えて生きている。親はこんな惨めな立... 続きを見る
[(587) 00595](ID:589)
著(訳)者:
矢田部 宏
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
昭和48年(1973年)NHK全国学校音楽コンクール・中学校合唱の部で「春の岬に来て」が、仙台市立五橋中学校の演奏で全国一位、「若い芽」が同年、愛媛大学教育学部付属中学校の演奏で全国二位になりました。その他、この本に収録した8曲は、音楽之友社の月刊誌「教育音楽」中・高版に発表し、NHK全国音楽コンクール、毎日子供音楽コンクール、学内合唱コンクールなどで毎年よく演奏されている曲を1冊の本としてまとめました。
[(586) 00594](ID:588)
著(訳)者:
寺田忠二郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
椰子は、「あらいたび押して穿くやおらが春」と国家のバブルの時代に満州に渡った。自らも「風のままほうけタンポポ実の行方」と、詠むこのリベラルな男の澄んだ目で見た風物や自然に共感や郷愁が得られると思う。重苦しい時代にも「忘れじな征く子青葉に笑みゆがみ」とやるせない若者の心をしっかり詠んでいる。又、「夏の夜の恋せんほどの女まれ」と、あっさり言ってのけるモダンさも所々に在る。味読してあきない句集といえる。
[(585) 00593](ID:587)
著(訳)者:
柿澤磯雄
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
NLP(米艦載機夜間離発着訓練)から、ふるさとの自然・文化・平和を守りぬこうとする三宅島の人々のこころ、草の根の民主主義を実践する人びとに感銘をうけ、触発されました。かつて、4年ほど住人となったわたしは、モチーフに三宅島を選びました。三宅島の風土、こころを陶に焼きこもうと、陶芸で描くことは至難のわざで、かけだしのわたしには荷が重すぎたようです。三宅島への連帯と、さらなるひろがりへささやかでも寄与できるとすればうれしいことです。
[(584) 00592](ID:586)
著(訳)者:
上田盛雄
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
この書に収められた23編は、著者が和歌山県の清水町という山深い里で送った教員生活の記録である。著者自身が生まれ育った山間のへき地での37年間にわたる子どもたちとの触れ合いの記録であり、現代の教育現場への山からの発進でもある。
[(583) 00591](ID:585)
著(訳)者:
鈴木一念
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
鈴木一念は画家ゴッホのように貧しい生活の中で、芸術に光を求めつづけたアララギの歌人。兄は画家鈴木信太郎。茂吉には人柄と才能を愛され、一念は茂吉を神のごとく仰いだ。第一歌集『明闇』は茂吉が負担し、つぎの『歌集七年』(謄写印刷)は結核療養所で教えを受けた患者たちのカンパで。晩年の歌集『香水草』(揺籃社刊)は、没後30年に大阪から届いた一念の歌の心酔者山田隆三さんの手紙に感動した椚が刊行。これが「朝日新聞」にとりあげられ、この全歌集の刊行につながった。
[(582) 00590](ID:584)
著(訳)者:
樋口豊治
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
八王子宿の成立と変遷について、長年の研究と緻密な考察からなる近世八王子市の名著。著者は地域に深く根をおろし、幅広い地域の研究者たちとの交流から生み出された成果。特に千人同心成立期における五百人町や飯盛女への着目は著者の独壇場といえる。
書名:草先き
[(581) 00589](ID:583)
著(訳)者:
八木蔦雨
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
蔦雨は私にとって、伯父(血族的に)であり養父(昭和41年養子縁組)であります。明治29年10月28日、久保沢に生まれました。生来虚弱であり、終生妻を娶らず、俳句と写真を趣味として生涯を送りました。昭和56年6月末脳血栓で近くの広瀬病院に入院加療、翌57年3月26日に帰らぬ人となりました。享年85歳、故人本人も意外と思ったであろうほど長命でありました。蔦雨自身、かなりの量の郷土城山に残る昔話や「こぼれ話」と共に、俳誌『河原』の掲載句を中心に俳句を書き溜めておりました。病に... 続きを見る
[(580) 00588](ID:582)
著(訳)者:
高沢寿民
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
母は三十四歳で夫と死別し、幼い男の子三人を女手一つで育て、戦中、戦後の混乱期を乗り切ってきました。ほっとしたのも束の間、杖とも柱とも頼んだ長男が病死しました。痛恨の淵から子や孫の為に立ち上がり、悲境の中で頑張ってきました。その後、定年退職を迎え、多摩の丘にわずかな土地を求め、終りの栖としました。少しばかりの安らぎと幸せを夢見たのでした。この母の夢に私たち子等は報いることができたでしょうか。戦後も50年になり、母の苦労の跡を辿りながら、私の半生をか重ね合わせ生きた証を記し... 続きを見る
[(579) 00587](ID:581)
著(訳)者:
佐藤白葉人
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
俳句の恩師である景山筍吉先生が、招天された年を同じくして、私の第一句集「風花」が刊行された。以来師事する師もなく句会にも参加せぬまま、今日までひとり気儘な句作を続けてきた。もとより、私の俳句は、余技の域を出るものでなく、ただ明治、大正、昭和、平成と四世代を生きてきたひとりの人間の、その折々の情感を、十七文字に綴ったにすぎない。私もまもなく米寿を迎えようとしている。陰で私の句作を支えてくれた妻のすすめもあって「風花」以来の六百余句をまとめてここに「山河」を刊行することにした。
[(578) 00586](ID:580)
著(訳)者:
西村芳重
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
読む人にわかりやすく、読みやすく、素直にはいっていける文章でありたいと思いながら、自分史でもあり、小説としても一人歩きできるものをと努めました。師を持たず、サークルにも属さず、独りで自分のやりたい事をやってきました。その一環として写真も、我流です。ただ写真はプロに限らず、アマでも、誰でも可能なメディアです。誰でも写せます。決して難しいものではないと思いながら、物書きの1つの安全弁としてやり始めたものです。
書名:十二月
[(577) 00585](ID:579)
著(訳)者:
木村恭子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
カバ夕陽が差し込んできて最後の哺乳瓶をたっぷり濯ぐ誰もいないのにミルクと襁褓の匂いがするオルガンにもたれて年とったカバが魚釣りしている少し 話して行かないかカバ、私は今日もいそがしいのよところで 何が釣れるのカバは歯のない顔で寂しそうに笑っているたぶん メダカなんだ毎日 鍵を閉める前になると二階の保育室には誰かがやって来て泊まっていく次の朝 鍵を開けると赤ちゃんのベッドから少しけだものと苔の匂いがする
[(576) 00584](ID:578)
著(訳)者:
四宮一志
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
この本は「恋」をテーマにした写真詩集です。男と女、両方の立場から見た恋における様々な日常を、あくまで一般的な視点で描いてみたつもりです。この本を読んだ方が、自分の現在と照らし合わせてみたり、過去を懐かしんだり、未来に夢を馳せたり、そんなことがあればいいな、という気持を込めて創りました。そうした中で、何か感じてもらえるものが少しでもあれば、私としてはこの上なく、とても嬉しく思えるのです。(第61回「コスモス文学新人賞」入賞)
[(575) 00583](ID:577)
著(訳)者:
林 恒子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
一九一九年 ワイマール憲法は世界一民主的な憲法と言われたがドイツはナチズムの下に入った一九四六年 日本国は世界一平和的な憲法と言われたが日本はアジアの武器庫、軍事基地になった日本は侵略の基地になっていくという人がいる 本当にそうだろうかさあ!これから先は皆が歴史を書くのです(「序にかえて」より)
[(574) 00582](ID:576)
著(訳)者:
今瀬英明
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
今瀬さんの放浪も、旅から旅への漂白も、精神の飢餓の虚空への救いを求める熱い祈祷の歩みである。(原田種夫)実際の旅の時間の中で、噴出する゛詩゛への思いは、世界すら変革しうる。(東京タイムズ)文学に救いを求めて作品を書きつづけてきた今瀬さんの自分史、ライフワークの完結、(西日本新聞)中学時代から吉岡禅寺洞門下の小川素光に師事、旅から旅への放浪生活のうちに独自の口語俳句や口語文体の短歌形式文学を編み出した(読売新聞)「今瀬さん、そろそろ俳壇に波風をたてましょうや、早く口語俳句... 続きを見る
[(573) 00581](ID:575)
著(訳)者:
那須淳男
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
瓦斯の火のはなびら青き余寒かな禅僧に子が生まれたる蝶の昼蟷螂の仏相にして大目玉べからずをつらねる医師の白マスク口あけて歯の見あたらぬ羽抜鳥
[(572) 00580](ID:574)
著(訳)者:
上坂紀夫(うえさかのりお)
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
このごろ「清貧の中に生きる」という言葉が新しく見直されているようである。俗世間に名利を求めず、貧しいながらも、日常の生活が清らかで節操を守り、こころ豊かに風雅の世界に生きる生活である。(中略)今さら言うまでもなく、日本には古来、貧しくてもすがすがしく、心豊かに清貧に生きた人たちがいた、富貴栄達をよそに風雅を求めた西行、芭蕉、良寛たちの生活である。幕末、福井に生まれた歌人、橘曙覧もその人であったろう。生涯貧乏であった。しかし、妻子五人がひしと肩を抱き合うように生きた。そし... 続きを見る
[(571) 00579](ID:573)
著(訳)者:
木村風師(きむらかざし)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
和紙濡らすごとき夕暮れ桐の花声持たぬ蝸牛けふ広島忌肘張って空蝉のなお雨はじく手離せぬ杖に月夜の肩とがる黄落や素描に終わるわが生か(他・470句)
[(570) 00578](ID:572)
著(訳)者:
浅野四郎、浅野誠一
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
このように優れた、新しい角度からの考察によって、本書の読者は相対論に対する理解を格段と深め、理論の核心に迫り得たという感じを抱かれるに違いないので、私としては、このようにユニークな本書が一人でも多くの方によって読まれる事を期待したい。(「序」より。小出昭一郎)
[(569) 00577](ID:571)
著(訳)者:
岡田貞峰
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
影槍をかぶり攀ぢゐて晩夏なり等間に立つ灯も霧の高速艇雲海の一徴紅こそ遠穂高敗戦日文弱学徒かく残り湖は深く秘色を蔵し凍らざる(他500句)
[(568) 00576](ID:570)
著(訳)者:
上坂紀夫
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
渥美、珠洲など古窯の発見で、「六古窯説」は古いと言われた時期があったが、今日、再び六古窯焼が再認識されているようだ。その時代の古さと作品の秀逸性、しかも現代も活動を停止することなく、焼き続けられているからである。今や、宮崎村の陶芸村は展示館を中心に多くの陶芸作家たちが生き生きと制作に励む「陶源郷」である。(「後書」より)
書名:潮風の歌
[(567) 00575](ID:569)
著(訳)者:
古浦義己
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
公募に入賞した短編を掲載しています。表題作の「潮風の歌」は、島根県壱岐島を舞台にし、ローカル色を出しています。また、「私本松江築城記」は歴史小説ですが、この小説を読みながら「松江城」を見上げてほしいという思いで書いたものです。
[(566) 00574](ID:568)
著(訳)者:
村上光子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
「折りにふれて」「花の追憶」「わが父わが母」「一枚の絵」「わが父わが母」には、菊池寛や芥川龍之介と同級生で仏文学者の父・成瀬正一の思い出。父を訪ねてくる菊池寛の描写が見事。「一枚の絵」には、パリのマルモッタン美術館から盗まれたモネの「印象・日の出」と共に母が書いたらしい絵もあって著者の身辺に注目が集まる。5年後無事美術官に戻った絵には二、三歳頃の著者とモネと手をつないでいるという、絵を確認する為のパリ旅行。
[(565) 00573](ID:567)
著(訳)者:
榎本宗俊
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書に収められた数々の論考は、単なる論文でもなければ批評でもない。正に「苦闘の軌跡」としか呼びようのない何かであって、本書に知識や理論を求める者はよい読者ではあり得ない。
[(564) 00572](ID:566)
著(訳)者:
村上光子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
満開の花くぐり来て死生言ふ影を負ふ旅いつまでぞ余花の雨シャガールの馬天翔けよ霜月夜桃咲いて暮靄ひといろ甲斐の国野蒜和老いて流離のおもいかな(他・400句)
[(563) 00571](ID:565)
著(訳)者:
石崎桃雨
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
退路まず決め寒林の虜となる原爆忌翅あるものも地に伏して陽の翳る枝へかわせみ陽と移る春疾風泳がぬ鳥は木の上に皇居にも裏門のあり鳥雲に(他・400余句)
[(562) 00570](ID:564)
著(訳)者:
尾崎仁三
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
ようやく、旧北陸本線の杉津駅のあった雑草の生い茂る高台の草地に出た。あたり一面にタンポポが咲き乱れ、風に吹かれたタンポポの綿毛が青空高く舞い上がり、海のほうへ飛んでいった。あの綿毛は、無事に着地できたであろうか。 タンポポの綿毛はるかに海光るそこから眺めた敦賀湾の風景は、三十数年前と変わらず美しかった。小さな岬をなし小山の前に杉津の集落や耕地がかたまって見え、その向こうに静かな海がひろがっていた。箱庭的な美しさながら、絶景としか言いようがなかった。緊張の連続の後に見た風... 続きを見る
[(561) 00569](ID:563)
著(訳)者:
松本美簾
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
漁火の焦せる真夜の鰯雲潮騒を父のこゑとも青岬直角の合ふたのしさや障子貼る(他)金沢の重鎮、黒田桜の園に俳句の手解きを受け、美しい金沢の風物と、生地能登の自然を謠いあげた。

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