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書名:
蔭山恭一全詩集
[(218) 00222](ID:219)
著(訳)者:
蔭山恭一
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
<目次>姉の死/シルクロード詩抄/東京大空襲下町焼け野が原の記/衆愚論メモⅠほかはじめて「蔭山恭一全詩集」を手にした人は、まず何を感じるだろうか。この詩集を開く前に、五百ページの大冊にまず感嘆するのではなかろうか。有名な詩人でもない市井の古希を迎える人だからできる冒険とみるかもしれない。しかし読み進むうちに詩魂をこめた結晶の連続に圧倒され、たじろぐことだろう。幼い魂のつぶやきから、軍国少年の心理をあらわにし、東京大空襲の翌日、友人の安否を気ずかって、月島から被災地深川を...
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書名:
自分史 私の若いころ
[(217) 00221](ID:218)
著(訳)者:
松井信子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
思い出すまま書いているうちに、いつか自伝になってしまった。(目次)幼い日-松江/小学生のころ/女学生のころ/卒業ののち/日本無線物語/昭和18・19・20年(「日本無線のなかから」)寒い朝だった。出かけようとするとラジオが「臨時ニュースを申し上げます」と言っているので聴くと「今未明。米英と戦闘状態に入れり」と言う。身ぶるいする。恐ろしい!勝ち目はない、霜を踏んで歩きながら心は深い憂いに閉ざされていく。
書名:
風雪の中の青春-第1師団レイテ決戦従軍記
[(216) 00220](ID:217)
著(訳)者:
池田一男
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
(目次より)北満随想/満州での出張/第一師団に大命降下/第一師団行進曲/情報参謀土居正己少佐との邂逅/孫呉との決別~上海集結~マニラへ出航/レイテ島オルモック上陸/戦闘突入/運命の転進命令発令/セブ島への転進/米正規軍の上陸/田中兵長の戦死/終戦そして降伏/終戦の確認/人間片岡師団長のプロフィール/降伏式
書名:
上小阿仁唯一の城主 加成三七系譜考
[(215) 00219](ID:216)
著(訳)者:
鈴木萬次郎・鈴木昭吾
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
中世の秋田は安東氏(後の秋田氏)によって統合されていった。安東家臣団の中で加成氏は侍大将を努めたりして阿仁地方で大きな力を保持した。加成三七は、現上小阿仁村小沢田に城を構え、小阿仁地方を治め三ケ一代官として活躍した。長牛城攻防/八木橋城主変遷/慶近浅利午覧の活躍/三六・三七出生の秘密/加成氏と松橋氏/実李篭城し秦氏に備える/松橋氏失脚/秋田氏と浅利氏の紛争/三七城主の小阿仁地方支配/転封の嵐、三七関連の人達の転封後/三七ゆかりの人達/関連年表
書名:
句集 山椿
[(214) 00218](ID:215)
著(訳)者:
森下あき
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
森下あきさんの俳句の出発は遅かったが、その前から文芸には親しんでいたのであろう。素朴で知的な作品を最初から詠んでいた。昨年ふとしたことから句集の話が出て、十年そこそこではとためらっていたが、ようやく決心がつき上梓の運びになった。句集は四季別にしたいという。それは簡単なようでたいへんなことだと思ったが、見事にやり遂げた。
書名:
流れ星をおいかけろ
[(213) 00217](ID:214)
著(訳)者:
野村亜弓
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
「本当かどうかは知らないけれど、空から星がおちることがあるんだって。それはそれはめずらしいことだから、その星をひろった人にはいいことがあるんだってさ」--空から星がおっこちた!?森の中の動物たちは大騒ぎ、きつねもくまもうさぎも星をさがしにいくけれど…。代表作「流れ星をおいかけろ」、福井新聞掲載「ねこやなぎのワルツ」他、12編収録の童話集。
書名:
八王子の石仏百景
[(212) 00216](ID:213)
著(訳)者:
植松森一
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
本書は、少しでも多くの方々に文化遺産としての石仏に興味をもっていただけるように写真集にし、解説は読みやすいように心がけた。タイトルは「八王子石仏百景」としたが、石仏を広い意味にとらえて路傍にあるものを条件とし、路傍の石神や石造物までも含めた。少し前、野辺に佇んでいた石仏が姿を消したり屋根のある姿に変化した。今では野立ちの石仏を探すのは容易ではなくなった。そこで、なるべく昔の姿のままの写真をのせることにした。
書名:
異説・日本民族の起源(下-1)
[(211) 00215](ID:212)
著(訳)者:
笹谷(ささや)政子
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
●弥生時代トルコ族は来たか旧石器時代から延々と続いた平和な縄文人の国を蹂躪し壊滅においやったのは中央アジアから紀元前後やってきたトルコ族だ。神話では神神が天から天降ったと浮世離れした話を物語るが、彼らこそ「邪馬台国人」であり東進して「大和政権」を樹立した集団である。どこの国の神話も発想は未開幼稚であるが、人間の歴史であることには変りがない。トルコ族は混血し独自の古墳文化を築いた。
書名:
異説・日本民族の起源(中)
[(210) 00214](ID:211)
著(訳)者:
笹谷(ささや)政子
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
●印欧語で解く縄文語紀元57年の中国の史書には日本のことを「倭奴国」と記しているがその正しい読み方は未だに不正確だ。これはワド国と読むのが正しいし、「水国」という意味だ。英語で言えばウォーター国。ただしこれはスラブ語だからワド国。ロシア語でワダ(水)が前綴となる時はワドとなる。だから倭奴国とは「水国日本」のことだったのである。縄文時代の日本は考古学的にも「水国」であったのだ。
書名:
異説・日本民族の起源(上)
[(209) 00213](ID:210)
著(訳)者:
笹谷(ささや)政子
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
●「邪馬台国語」は「古代トルコ語」「見まく、行かまく」等、動詞の語尾に「まく」をつける語法は『萬葉集』を始め奈良時代の文学作品に非常に多く使われた。ところで、世界広しどいえども動詞の語尾にmak(マク)のつく言葉は日本語とトルコ語以外にはない。トルコ語学者は口を揃えて日本語とトルコ語の近親性を説く。しかし、日本古代史とトルコ語族の接点にまで思い及ばないところが極めて残念である。
書名:
池田隷書体
[(208) 00212](ID:209)
著(訳)者:
池田岩男(企画編集:池田恵美)
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
隷書は中国の秦の時代に公式書体であった篆書体を簡略化したもので、手書きの個性が強く出る味わい深い書体である。本書は「現代の名工」に選ばれた著者が叙勲受賞を記念して出版。隷書を現代風にアレンジした書体集としてまとめたものである。JIS第1水準の漢字のほか、ひらがな、カタカナ、数字、アルファベット、記号などを合わせて3268字を収録。市販のファイルに収めるように各ページに穴をあけて利用しやすく工夫がしてある。
書名:
北前船・小廻船と瀬波湊
[(207) 00211](ID:208)
著(訳)者:
東海林久三郎、小田昭三郎、小川芳吉
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
鉄道と汽船の出現は、北前船時代の海運界に大きな打撃を与えた。さて、海陸交通機関の近代化は地元にどのような影響を与えたのであろうか。明治21年(1888)、越佐汽船株式会社は新潟~酒田間の定期航路を開き、汽船渡津丸を就航させた。定期船は帆船と異なり、風待ち、遭難などの心配も少なく、確実、安全に人員と物資の輸送に当たった、北前船の買積船と違い運賃船だったと思われる。(本文より)
書名:
薪火伝う
[(206) 00210](ID:207)
著(訳)者:
能勢哲也
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
著者が、研究と大学行政の合間の50年の間に発表した、一般、学生、学界向けの随想をまとめたもので、ローマの七つの丘にちなんだ章別構成をヨコ軸とし、年代別対応をヨコ軸として編集している。嵐の中の学生時代、オックスフォード大学・カレッジ。ライフの体験。社会科学者としての研究・教育のあり方、財政学者の目でみた日本の経済社会の考察。学生諸君との対話。教育論、文化再開発の方向など。著者のスケッチ、写真挿入。
書名:
写真集 記憶の里
[(205) 00209](ID:206)
著(訳)者:
嶋 行比古
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
この写真集を見ているとなつかしいふる里にいる気分になる。イメージとしての「故郷」にピタリと収まり、ある意味では日本の現風景とも言えよう。作者の田舎である岩手県の村を15年前から撮り続けたものだが、都会の風景を見慣れている者にとっては、まるで現代とは異なった時代にタイムスリップしたような印象を受ける。小学校の講堂にポツンと置かれた蓄音機、どてらを着た鼻たれ小僧、土間に置かれたサイダーびんとコップといった光景は、音や風さえもふっと感じさせ、タイトルにふさわしい「ニッポンの田...
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書名:
ボタニカルアート画集
[(204) 00208](ID:205)
著(訳)者:
沢田佳歩
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
1986~1996 原画100点オールカラー。あとがき ボタニカルアートと藤島濤三先生の思い出。
書名:
ルサンチマン
[(203) 00207](ID:204)
著(訳)者:
米島(こめしま)康晴
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
有形無形の遺産の堆積(ヤマ)が世紀を通じて世界に築かれる。結晶は地上を覆い、汗と涙は地下水に滲み、地表は血の陰に一面の瘴気だ。枯渇シタ砂漠モ肥大シタ細胞モ啀ミ合ウ殺戮モ。すべては「進歩」の為す業か?(見切発車できた以上、どこかで決算書が書かれねばならない……)
書名:
随想 春の雪
[(202) 00206](ID:203)
著(訳)者:
恩地邦郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
ひとびと。室生犀星のこと、田中清光、エルンスト・ハッカー、堀多恵子、山口源ほか。旅。和歌山高野路、フランスロマネスク、エーゲ海にて、ハーバード大学ほかアメリカ。芸の閃光。橋岡久馬ほか。教育随想、父恩地孝四郎について。
書名:
大木健二の洋菜ものがたり
[(201) 00205](ID:202)
著(訳)者:
大木健二
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
戦前からの60年余り、一途に西洋野菜を扱ってきた築地市場の野菜仲卸業者、大木健二さんが野菜にまつわるエピソードや秘話を紹介。日本初輸入のズッキーニが税関で焼却処分されそうになったり、中国で産業スパイと誤解されたりのハラハラドキドキさせる話もタップリ。思い出深い50品種を挙げ、社会背景を織り込んだ解説は野菜近代史の貴重な証言録ともいえる。後半では、青果市場草創期の自らの奮闘ぶりや市場の意外な素顔も紹介。
書名:
詩集 こころ
[(200) 00204](ID:201)
著(訳)者:
須賀野めぐみ
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
目を閉じてこころの目で書く。一人の人間が迷い、生きている姿を見て欲しい。傷つきながらも強く生きる裸の姿を見て欲しい。膠原病で生死の淵をさまよった著者の叫びが聞こえる。「平和な毎日に慣れて、他人の悲しみや苦しみを、傷みさえも感じない、冷たい心の人間へと変わってしまった…」そんな世の中で雄々しく生きる著者の姿が心を打つ。所々に挿入されたイラストが清涼剤になっている。宇和島市出身の須賀野めぐみ(本名:川下俊之)の2冊目の詩集。平成7年からの2年間に書いた約30編を収録。病気と...
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書名:
小西家所蔵文書図録
[(199) 00203](ID:200)
著(訳)者:
小西康夫(編集)
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
小西家所蔵文書は京都市登録文化財。本図録収蔵の文書は押小路家や仁和寺・大覚寺に関係するもの計345点(うち、中世文書は200点余、近世文書140点余)。中世文書には室町期永正年間(1504~1521)の洛中洛外の酒屋名簿も含まれる。近世文書には、板倉周防守重宗の菩提院あての書状や加茂祭行列次第、異国船渡来による朝廷内官人の動揺を抑えるための廻状などが含まれる。目録を収集した既刊の『小西家所蔵文書』(A5版211頁 図版を含む)を進呈。
書名:
石川啄木の詩稿ノート゛EBB AND FIOW゛の研究
[(198) 00202](ID:199)
著(訳)者:
飯田 敏
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
第一部は“SURF AND WAVE゛から石川啄木が自分のノートに引用した英詩41編の訳出(本邦初)であり、第2部は、ノートの表題にした“EBB AND FIOW゛の由来と、啄木が引用した英詩は、啄木の詩にどのように影響したか論考している。“SURF AND WAVE゛はアメリカの女流文学者、アンナ・レ・ウォード編の海にかかわる英詩のアンソロジーである。
書名:
楽しみは生きていること
[(197) 00201](ID:198)
著(訳)者:
新木(しんき)たみ
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
大正・昭和を生きた主婦の波乱の回想録。岐阜県の寒村で貧乏医者の4人目の子として生まれる。名門の姫様育ちの母は9人もの子の育て方を知らない。父を尊敬する一方、普通の人間としての教養が身につかないという悲しさが母への憎しみを深めていく。幼児・娘時代を経てわがままな夫に仕えた妻・母親時代に至るまで満州移住、寄宿生活、家出事件等々多くのエピソードで綴られている。晩年、視・聴力を失った夫が「生きていること自体が楽しい」といったのを署名とした。
書名:
日本軍装写真集--現存軍服及び装備類
[(196) 00200](ID:197)
著(訳)者:
日本軍装研究会
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
歴史の彼方に消滅しつつある帝国陸海軍の軍服・記章・勲章・軍装品等の実物を収集し系統的に写真集とした。
書名:
たんちゃんの夢のどうぶつたち
[(195) 00199](ID:196)
著(訳)者:
為水信吉
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
為水信吉さんは重度の脳性麻痺により両手足の自由が利かないといったハンディを負いながらも、小さい頃から絵を描くのが大好きで口にペンをくわえてたくさんの絵を描き続けてきました。生死の境をさまようといった厳しい状況を何度も乗り越えながら描き出された絵はやさしい表情の生き物や愛らしい花たちなど。この本では楽しい動物たちのシリーズをご紹介します。為水さんの不思議な世界をのぞいてみてください。
書名:
カフェドパリとダンス物語
[(194) 00198](ID:195)
著(訳)者:
志賀圭江子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
終戦の日、1945年8月15日にハルピンで生まれた美満は、天佑そなわる運命の糸にあやつられ、不思議なヒスイのイヤリングに守られて成長し、(ここまではまったくのフィクションで、私のつくった話です)やがて、ロンドンに遊学するとなっているのですが、ほんとうは子供達も成人してから私一人でロンドンに10年ほど滞在してアダルトスクールでいろいろのことを少しの費用で学びながら過ごした時のロンとの出会いを小説にしてみました。ですから実話が多いのです。
書名:
『〈告白〉の行方――《欠如の迷宮》の旅とその破壊』
[(193) 00197](ID:194)
著(訳)者:
永沢 護
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
<我々>を取り巻く《マインドボディコントロ-ル》の装置の分析を普遍的に
書名:
自分を救うセラピー
[(192) 00196](ID:193)
著(訳)者:
原田成志
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
自分でできる47のイメージセラピーの本。目次から。自分を妨害するのをやめる/いちばん楽しかった時を思い出す/心の中の目次/心の傷の奥にあるもの/自分を料理にたとえると/親しくなりたい人/エクスタシーを今ここで/力の源に触れる「あなたから見て、素晴らしく力を持った人を一人、思い浮かべて欲しい。……力を出し、力にあふれた感じはどんなだろう、しばらく味わってみよう」
書名:
指針
[(191) 00195](ID:192)
著(訳)者:
サマセット・モーム(田原 創、他/訳)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
『ドン・セバスティアンの礼儀』妻を寝取った弟に復習を果たした男の行く末は?『悪例』検死の陪審員を努めたクリントン氏は〝慈善〟に目覚めるのだが……。『友情』〝友情〟を信じて旅に出たカップルは、結局恋に落ちてしまうが……。『信仰』〝信仰〟を失って悩む修道士ハスパーの前にキリストが現れるが……。『アミンタスの選択』変わった名前を付けられた青年のメルヘンチックな物語。『デイジー』妻ある男と家を出た娘が、捨てられて家族に助けを求めるが……。
書名:
シングルマザー
[(190) 00194](ID:191)
著(訳)者:
大森篤子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
35歳でシングルマザーになることを決意したOLとその家族の話。19歳で恋する上司の子供を産み、女手一つで育てたその子の家出。母親と娘のかっとうと和解。アルツハイマーになった父親とその家族の話。がんにかかった姑を看取る嫁の心にひそむ鬼の話。糸の切れた凧のように流される男と女の魂の触れ合い。父親の顔を知らない男の子のあてどのない青春。アイデンティティを求めてさまよう心の遍歴。以上のようなテーマを探る6つの短編からなる作品集です。
書名:
七三一部隊と帝銀事件~真実は風化しない~
[(189) 00193](ID:190)
著(訳)者:
佐藤 正
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
1948年1月、帝銀椎名町支店前でジープを降りた「東京都衛生局員」が銀行に入っていった。やがて、銀行から2人の女子行員が這い出してきた。消毒完了までは行員の外出を制止せよとの指示を受け、戸外で待機していた随行の医師2名は、女子行員を銀行内に連れ戻したが、そこには多数の死体が転がっていた。動転した医師らは無我夢中で逃げ出した。この2名の医師のその後の証言はまことに不思議なものであった。
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