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書名:
こころのこやし その10
[(3267) 03598](ID:3278)
著(訳)者:
ひまこうざん
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
これまで「こころのこやし」を書き続けてくることが本当に辛くて大変だったが、それについて一言、最後にいわせてもらってからペンを置きたい。オレは考えられない悪条件だらけの中で、たった一人だけで、日本の末を案じて、カンパの精神だけで、力も無いのに書き続けてきたのである。はるかにオレより良識も常識も経済力もあり、本も読める人でも、いざ書いてみようと、自分に置き換えてみてもらえれば、実際に本を作れる人はいないと思う。それをオレはやって来たのだから、ほんとうに大変だった。
書名:
金曜エッセイ04
[(3266) 03597](ID:3277)
著(訳)者:
「金曜エッセイ」編集室
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
十年ぶりに復刊した文集の三号目『金曜エッセイ04』を、十返千鶴子先生のご指導のもと、皆さんの協力を得て、今年も無事に発行できました。今回の文集に参画された方は二十名。そして、一作品を従来より二百字ほど増えました。これを前提に、レイアウトを少々変えてみました。活字をほんの少し小さくして字数を増やしたり、その代わりに字体を変えて読みやすくしたり。こんなことを何も気付かずに読んで頂けたなら、スタッフの企てが効を奏したと言えるでしょう。
書名:
父・傳之助の青春
[(3265) 03596](ID:3276)
著(訳)者:
武村雅之
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
父や母の故郷やそこでの人生が、過去の闇の中に消えていくのは余りにも寂しい。できれば、私ども家族の心の中に永遠に残しておきたい。人は天寿を真っ当するとき、その人の青春を知る父母兄弟や知人も多くは他界し、この世にそれらを伝える証が少なくなっているのが常である。父の青春を伝える本書は、自らの都合で父の故郷を捨てた息子が、父へのせめてもの償いと感謝の書でもある。「おとうさん! 長年、息子のわがままを許してくれて、本当にありがとう!」
書名:
ラヂオ塔
[(3264) 03595](ID:3275)
著(訳)者:
川上昭八郎
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
「ラヂオ塔」-<鉄橋>戦中、戦後を懸命に生きる若い女にきざした心のゆらめき、それを吹き飛ばす吹雪。<故郷>社会からドロップアウトしてゆくしかない男をめぐる男女三人の出会いと別れ。<七夕>敗戦の年(昭和20年)女学校一年生の私、戦後直ぐ学徒動員で若くして病死した姉、家族、友達の絆と日々。
書名:
歌集 八月の書肆
[(3263) 03594](ID:3274)
著(訳)者:
志賀信子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
歌を始めたきっかけは、小学生のころ、啄木かるたに親しみ、三十一文字の世界への想いを持ち続けており、八王子市主宰の短歌教室へのお誘いがきっかけでした。本を作ろうと思った動機は、10年ひと区切りとの考えでした。日頃の無沙汰を詫び、この10年の経過を、それぞれの立場で理解していただければ……という軽い気持ちで作りました。
書名:
凱旋門 ―私の半生記― ふだん記創書13
[(3262) 03593](ID:3273)
著(訳)者:
鹿島昭二
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
2段組250ページのパワフルな自分史。著者は、「ふだん記雲の碑」創刊号からの文友だけあり、文章も巧みでついつい引き込まれてしまう。所々に見られる著者の哲学的な述懐は含蓄に富む。技術畑を歩んできた著者らしい、自動車や船舶のエンジンに関する該博な知識にも唸らされる。技術者の視点から見た現代史には、技術先進国日本の成長がはっきりと見てとれ、一般的な自分史とは趣の異なる作品に仕上がっている。
書名:
歌集 木遣りの唄
[(3261) 03592](ID:3272)
著(訳)者:
堀口省子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
生前、母とは短歌についてあまり話しませんでしたのでよく分りませんが、たぶん娘時代を過ごした大正文化(モガ、モボなど)の影響を受けていたと思います。本書は追悼の意をこめた遺歌集として作りました。母の存命中に出版すべきだったのですが、気がつきませんでした。
書名:
香川和子歌集 花に詠ふ
[(3260) 03591](ID:3271)
著(訳)者:
香川和子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
歌を始めたきっかけは、『短歌草原社』の創始者・柳瀬留治と夫の父との親交が厚く、後に夫がその後を継ぐことになり、夫に勧められたから。また、中学、高校時代から国文学が好きだった。本を作ろうと思った動機は、歌を作り始めて10年たち、年令も古稀を迎えたので。さらに、次々に歌友が歌集を出されることに刺戟を受けたから。
書名:
新潟夢景色
[(3259) 03590](ID:3270)
著(訳)者:
川上昭八郎
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
「新潟夢景色」- かっての新潟市内の本町市場や寄居浜を舞台に、その時代に息づいている子供たちの遊び、少年少女の淡い恋-今は消えてしまった景色のいくつかを、<わすれな草>と蕗谷虹児の<うたたね>の二枚のテレホンカードが紡ぐ、夢と現実をないまぜて織った小さな夢物語。挿絵入り。
書名:
大地 「私の歩いた七十五年」
[(3258) 03589](ID:3269)
著(訳)者:
村上彪
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
豊かな福祉作りのために、熊本県の甲佐町町長を3期12年務め上げた著者による、入魂の自分史。戦後、慣れない農業で苦労しながら、人々のために役立とうと奔走する著者の姿には頭が下がる思いがする。戦争の過酷な経験が、その後の著者の生き方に大きな影響を与えたことは間違いないだろう。書名の「大地」が著者のルーツを如実に表している。
書名:
英語の語法を研究して
[(3257) 03588](ID:3268)
著(訳)者:
梅沢文雄
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
英語人口は今や約10億人。英語はこれからの国際社会を生きる上で欠かせないツールとなっている。この言語を話せるだけで、実に多くの人々とコミュニケーションがとれるのである。本書は著者のライフワークである英語研究の論文や英語雑誌への投稿、海外での貴重な体験談などを記録した、日本語による親しみやすい英語の教科書である。英語の習得だけが先行し、何か大事なものが見落されている昨今の言語教育にあって、本書はその原点に立ち返るべきところを摸索している。
書名:
より道
[(3256) 03587](ID:3267)
著(訳)者:
川上昭八郎・川上敦夫
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
「より道」- <年々歳々>“年々歳々花相似たり”の作者をめぐる秘密に巻き込まれた女の一生とその時代 <灰>谷神・女王・山の老人・美少年がからむ双子の兄弟の物語 <より道>落語の“長屋の花見” <カーチェース>車社会の行き着いた狂気。他に短編十五編と詩・短歌等。挿絵十一葉。装丁・挿絵は川上敦夫。私家版。
書名:
第三歌集 クローバーの花
[(3255) 03586](ID:3266)
著(訳)者:
田中祐司
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
歌を始めたきっかけは、旧制中学校3年(15歳)のころ、上級生から島木赤彦、古泉千樫らの短歌を教えられ、感動したことから。本を作ろうと思った動機は、『生きて来ししるしとならばと書き溜むる短歌にわれの緊張はあり』ということで、日々折りにふれての作品が3年足らずで1冊分になり、前の2つの歌集を喜んでくれた知人に近作を伝えたいと思った。
書名:
長谷川愛子歌集 浜辺の散歩道
[(3254) 03585](ID:3265)
著(訳)者:
長谷川愛子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
歌を始めたきっかけは、短歌草原社の創始者・柳瀬ご夫妻のご指導により『やまぼうしの会』を作ったこと。本を作ろうと思った動機は、母や夫は叙勲を頂いたが、私は残すものがないので、永いご指導を受けた香川先生にお願いして作って頂いた。私の生きてきたあかしを本書で残そうと思った。大変皆に喜ばれ、お礼の手紙が毎日来た。反応の大きさに驚いている。
書名:
詩集 夜明けの病棟から
[(3253) 03584](ID:3264)
著(訳)者:
たけの・こうき
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
「私にとって、詩は目的ではなく情熱である」と言ったのはエドガー・アラン・ポー。きっと本書の著者も同じなのではないか。というのも、本書の題名になっている第1部「夜明けの病棟から」に収められた詩を読んでいると、病気で弱った自分を曝け出すことによって、逆に内なる抵抗力を引き出そうとしている著者の姿が、ありありと浮かび上がるからである。今から14、5年前の詩だというが、色褪せもせず、実に力強い。そして今、これら過去の詩を1冊の本にする情熱に、単なる目的ではない著者にとっての詩の...
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書名:
名なしのごんべい ―思いのままに―
[(3252) 03583](ID:3263)
著(訳)者:
斉藤勇
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
著者は進行性の難病と闘いながら絵を描き続けている斉藤真弘(本名・勇)さん。特定の師を持たず、独学で研鑽を重ねてきたその作風は、見る者を和やかに癒す力を持っている。そんな著者は10代の頃から目標を千句として俳句も嗜んできた。作り始めて50余年、ついにその目標に達し、それらを厳選して10年ごとに振り分けて発表したのが、本書である。病気に屈しないバイタリティ溢れる著者の行動には頭が下がる思いである。書中の時候の挿絵も楽しい。
書名:
歳月 ―私の自分史―
[(3251) 03582](ID:3262)
著(訳)者:
田野倉進
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
校長職を長年務め、定年後も悠々自適に人生を謳歌してきた著者が傘寿を迎えて出版した自分史。10年前に開かれた自分史講座で講師をしていただけあり、「出来るだけ事実をありのままに書く」「自慢せず、卑下せず」「子供や孫など、家族に残すことを念頭に、いつも家族に話す気持で書く」など、自分史の執筆上、誰もが意識すべきモットーを掲げながら、要所を押さえた簡潔な文章でまとめ上げている。
書名:
後列の人
[(3250) 03581](ID:3261)
著(訳)者:
諏訪豪明
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
本のタイトルにもなった『後列の人』が出色。30ページほどと短いが、社会の表舞台に立つこともないままに人生の大半を過ごしてきた中年男性のやけっぱちとも思えるような無茶な行動と巻き返し願望を、コンパクトに凝縮して描いている。今まで全ての意志決定権を放棄し、上司の意向そのままに柳のごとく靡いて生きてきた平サラリーマン。ある一つの出来事を境にして、自己の存在証明を求めるかのように強硬な態度で意志を貫徹しようとする。身につまされる人も多いのでは?
書名:
カナリアの地球儀
[(3249) 03580](ID:3260)
著(訳)者:
山村まゆ子
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
手に取った時、一瞬たじろいでしまうような絵本である。読者にとてつもなく大きな第一印象を与える作品だ。まるで何かに憑依されたかのように一心不乱に一つ一つ絵を凝視している自分に気づくことだろう。そこに秘められた暗号でも解こうとするかのように。著者のグロテスクだが繊細なタッチには、怪しげな魅力と尽きせぬ好奇心を呼び起こさせる何かが潜んでいるのだ。モノクロのペン画でありながら、読み終わる頃には鮮やかな色彩を伴って雄弁に語りかけてくる不思議な一冊である。
書名:
影絵
[(3248) 03579](ID:3259)
著(訳)者:
川上昭八郎・川上敦夫
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
「影絵」-<桜の樹と小惑星>安部保名(晴明の父)から千年後- <マスク>ある架空の独裁国の話 <風花>召集令状のきた学徒兵と女学生の一日の出会いと別れ、その家族 <水たまり>水たまりと人の触れ合い- これまで書いたもののアンソロジーともいえる十話。他に短編四編。各編に挿絵。装丁・挿絵は川上敦夫。私家版。
書名:
時の流れを遡り ふだん記創書10
[(3247) 03578](ID:3258)
著(訳)者:
井出春夫
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
25年の長きにわたって本を出版し続けてきた著者が、実に14冊目となる『時の流れを遡り』(ふだん記創書10)を出版。前著『人生の節目』から約3年ぶりの新作で、自身が所属する「ふだん記雲の碑グループ」に投稿した文章や、今まで書き溜めて未発表だった作品を一冊にまとめたものである。
書名:
句集 花野行
[(3246) 03577](ID:3257)
著(訳)者:
鷲田栄子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
米寿を記念して刊行された句集。昭和47年に楠本憲吉主宰の「野の会」に入会し、俳句のキャリアをスタートさせた著者。以降、めきめきと頭角を現し、その才能を如何なく発揮して「野の会」の新人賞に充当する野花賞を獲得する。本書ではその優れた句の数々が年代順に点綴されている。一切の無駄を省いて心の機微を表現していく俳句に魅せられた著者の充実の一書である。
書名:
考史遊記
[(3245) 03576](ID:3256)
著(訳)者:
土井俊道
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
著者が長年のあいだ書き溜めていた文章を、90歳の卒寿を記念してまとめた自分史である。530ページという膨大な紙数が、著者の歩んできた90年の歴史を何よりも力強く物語っていて、本の重さ以上にズッシリとした読み応えのある書となっている。構成は3部からなる。1部が著者の人となりを知る導入部だとしたら、後半の紀行録は著者の曇りなき眼を通して垣間見る旅行ガイド本のような趣である。旅行のみならず人生のガイドも果たしてくれるだろう。
書名:
オーストラリア銀輪走破行
[(3244) 03575](ID:3255)
著(訳)者:
石塚 健
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
単独で、オーストラリアを縦断と一周した記録をまとめたものです。相棒は、自転車1台。総走行距離21,715km、期間は1年。テント、寝袋、食料など、全て積み込んで、灼熱の砂漠、酷寒の雪山、チェーンもちぎれる山脈、事故で大破した自転車、バッタの大軍が襲うサバンナなど、エピソード盛り沢山の自転車紀行です。巻末の資料も、これからオーストラリアに旅立つ人にとって大いに参考になるでしょう。
書名:
F
[(3243) 03574](ID:3254)
著(訳)者:
藤倉 信義
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
この写真集は、人生の一つの区切りとして、40歳の誕生日に出版しました。
私の写真の良き理解者である妻と友人への、感謝の気持ちがこめられています。
ヨーロッパの「光と影」の中に感じられる、「永遠なる寂しさ」がテーマとなっています。
あなたの心の扉の隙間からそっと入りこみ、心に残る写真がきっとある筈です。
主な撮影地は、アッシジ・ローマ・ナザレ・リスボン・プラハなどです。
そちらの方面に行かれた方には、得にご覧になって頂きたいと願っています。
書名:
「ことばは命」
[(3242) 03573](ID:3253)
著(訳)者:
慶樹
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
「ことば=言魂(ことだま)」と考え、プラスのことばを基本にし<元氣&癒し>を届けたいと制作しました。人から人へ、又人へと北海道から九州まで、今もその」輪が広まっています。広島、三重の中学生から各々100人強の感想文が届いています。中には、数年来の「うつ症}の方や末期がんの患者さんから「元氣になりました」というメールや手紙が届きます。まさに、「ことばは命」を実感しています。これからも、一人でも多くの方々に<元氣&癒し>を届けたく心から願っています。ありがたい事に、学校、病...
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書名:
すてきな人生
[(3241) 03572](ID:3252)
著(訳)者:
高橋 暉進
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
「明るく楽しく、心豊かに人生を送りたい」そんな思いで過ごしてきた筆者が、英語教師として40年間勤務した高校を今春定年退職した記念に出版した。生涯忘れられない失敗談や経験、紀行文、趣味編、健康編、名言、雑感集まで全6集。「先行き不透明で世相も暗い時代に若い人たちに元気を出して」との思いを込めている。
書名:
プロビタミンC スキンケア講座20
[(3240) 03571](ID:3251)
著(訳)者:
伊東 忍
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
全国の美容皮膚科医が注目する 21世紀のビタミンC「プロビタミンC」。美肌専用のビタミンを使えば 肌はみるみる変わります! お肌のトラブルもこれで解決 まだまだある「プロビタミンCの効果」等。
書名:
ラッパよ! 鳴れ 鳴れ
[(3239) 03570](ID:3250)
著(訳)者:
水谷すま子
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
東南アジアが舞台。何のために働くの? マレーシアの12歳の少女、ブンガはそんな疑問を持ちつつ明るく働く。17歳のアンちゃんは、国境を越え、シンガポールで観光客相手の仕事に励む。日本人とのトラブルも第2次世界大戦への悔しさも乗り越え、地球をグローバルに見つめることで、ブンガは本当の賢さを身につけていく。
書名:
母のあし音
[(3238) 03569](ID:3249)
著(訳)者:
石井 佐和
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
家庭の事情により母と暮らすようになりました。母は89歳でした。それから10年経ち、亡くなる4,5年前から、かなり介護が必要となりました。その時の心に残ったことを詩にまとめました。高齢者に関わる社会問題が日毎取り沙汰されるような風潮において、本作品が示唆するところは大変に大きいという評価を頂きました。
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