日本でも人気のミステリー作家ディクスン・カーの作品を「毒殺・毒物」という観点から見たファン待望の1冊。<br>「ケイランスの「Poison And Poisoners in the Mysteries of John Dickson Carr」に出会ったのは、ネット情報がきっかけでした。読んでみたい。その一心でサイトを探すことから始まり、この書籍の版元であるCADSというイギリスの会社を見つけ出し、注文を出した時は、存在を知ってから数ヶ月が経っていました。やがて手にした... 続きを見る
イタリアオペラ界の評論分野における重鎮、Rodolfo Cellettiによる「VOCE DI TENORE(1989年)」の完訳。ルネッサンス期におけるテノールの成立から今日に至るまでの変遷を詳細にたどる。<br>著者のオペラ史に関する深い見識と真摯な考察が随所に見られるとともに、それぞれの時代に名を残したきら星のようなテノールたちを紹介し、それぞれが得意としていたオペラ作品(その中には、ヨーロッパの名だたるオペラハウスや歌手たちが大変頻繁に来日するようになった今日で... 続きを見る