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書名:
寝たきり老人の周辺
[(412) 00419](ID:414)
著(訳)者:
青木みか
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
母が寝こんでしまった。九十二歳。左肩の骨折がもとで、つい寝癖がついて起きられなくなったのである。椎茸栽培を営む家業のかたわら、六十八歳の姉(嫂)の介護生活が始まった。街で仕事に就いていた私は、時々帰省して介護を手伝った。常に健康の節制に留意しながら、自適の生活を楽しんできた母親が“寝たきり゛になるなんて想像もしなかったことであった。しかし、一年、二年と経過するうちに家の中に漂っていた暗い霧はうすらぎ、三年近く経った時、母は自力で車椅子に移るようになった。(「まえがき」より)
書名:
お・は・よ!くませんせ!私の歩んだ幼児教育40年
[(411) 00418](ID:413)
著(訳)者:
熊坂和枝(本名テイ子)
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
幼児教育の道を歩み出し唯一筋この道を40年間過ごしてこられた子育ての記録!1.幼児教育が人間形成に如何に必要か!特に三才児教育の重要性に気づいた2.ヨーロッパ6カ国の教育視察団の体験を通して教育改革の実践記録3.公立園に囲まれた中での私立の伝統を守りとおすことと子育ての両立の難しさに(責任とはつらい!)涙する毎日でした。4.二代目の子供たちに囲まれて幸せなドングリの木の下で過ごした幾歳月もあった。5.四十年間続けとおしてこられて思うことは(一生を貫く仕事に出合えたこと)...
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書名:
青春の紅丸
[(410) 00417](ID:412)
著(訳)者:
西村光一郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
大浜海岸海の緑が/地中海のようだね/白い海底が/地中海みたいだわ/ぼくも/あなたも/地中海など/見たこともなかった
書名:
パースちゃんのおさいふ
[(409) 00416](ID:411)
著(訳)者:
(作)久保真理子(絵)久保美佑紀
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
この本はどこかに行く度に自分のお気に入りの小さな可愛らしいおさいふを買ったりあるいは貰ったり作ったりしている内に、箱いっぱいになり、そのおさいふの中に、自分の宝物を入れていくうちに、今度は、おさいふというものは、単にお金を入れるだけのものではなくて、自分のささやかな夢をいっぱいつめ込んでいく入れものだという事に気づいていく女の子のお話です。
書名:
家族の情景
[(408) 00415](ID:410)
著(訳)者:
田中眞知子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
季節や人情に彩られた、数々の情景。その折りの、人声。歌声。風や光。私の心のネガに、鮮明に印画されていて、時を経ても、色褪せない。(本文より)家族は時代のキーワード時を経ても色褪せない家族の情景を綴る 第一部 父、福田安蔵―二十の断章 第二部 母、福田ミツのこと―75歳のお祝いに― 第三部 私のアルバム 第四部 セピア色のアルバム―世田谷の少年から― 第五部 家族の情景
書名:
台風無情
[(407) 00414](ID:409)
著(訳)者:
浜野伸二郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
車椅子に乗る重度身体障害者の作者と健常者の妻が互いの愛を育み、周囲の多くの人々に支えられて生き抜いている日常生活を綴った記録詩集です。約30年の長期に渡り、『福祉・文化・平和』の活動を続ける中で、常に『生命』の尊さを描き、問う著者が、小・中学校の同級生であった親友の不慮の事故死をきっかけにして編んだ、鎮魂歌の意味を含んだ8冊目の詩集です。
書名:
ヨーロッパひとり旅
[(406) 00413](ID:408)
著(訳)者:
中西 研二
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
人生八十年時代、サラリーマンも四十代になると、残りの後半生をどう生きていくのか、立ち止まって自問したくなる。無我夢中でやってきた三十代と同じ延長線上でこれからの生活を続けていってよいのか、別の角度から自分の人生を眺めてみることも必要なのではないか。一度、自分の価値観や生活のスタイルをぐらぐらさせるような異質なものと出合い、非日常的観点から自分の日常生活を再点検すべきではないか、との思いが日増しに強まってきた。(「まえがき」より)フォロ・ロマーノの中を歩きまわる。元老院の...
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書名:
原爆の履歴書
[(405) 00412](ID:407)
著(訳)者:
熊坂 崇
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
私達は、わが国が世界最初の原爆による被爆国であると信じきっている。本当にそうだろうか?。著書は書名の通り、1945年8月6日の広島の被爆、同9日の長崎の被爆を、原爆の製造から投下までの経過をおった。最初の被爆国(者)は米国であると推論された。書中ではあまり常識化されていない第2次世界大戦史の出来事、敗戦後半世紀の政治上の出来事についても紹介をしている。そして原爆という物体のもつヒトラーとの関係=思想、その思想の戦争手段としての展開=戦略爆撃、原爆の系譜などについても記述...
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書名:
北アメリカの隣人
[(404) 00411](ID:406)
著(訳)者:
松永淡紀子
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
英語を学ぶためにアメリカの公立学校での交換教員制度に応募したのは26歳の時。指定された行き先は、アラスカ州の南西部、エスキモーの村だった。スノーモービルでの移動や、アイスフィッシング、ハンティング、そして私のつたない授業に瞳を輝かせる子供たちの顔等はもちろん忘れられない思い出だが、一番印象深く考えさせられたのは、そこに住む村人たちの人生だった。アメリカの白人文化と融合しつつも守るべき原住民の文化、教育を受けながらも村には職場の無い現実。心優しき村人たちはどこに向かって生...
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書名:
新・しし座流星群百科事典
[(403) 00410](ID:405)
著(訳)者:
東京近郊地区流星観測者会(とうきょうきんこうちくりゅうせいかんそくしゃかい)
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書は、流星の基礎を扱った「流星群について知りた~い」、観測方法を目的別にまとめた「流星を観測してみた~い」、良い観測のためのアドバイスや集計方法の書かれた「楽しく正しく観測した~い」、そして、観測地紹介から記録用紙まで揃った「付属資料」の4編から構成されています。イラストを使ってわかりやすく、また、第一線で活躍する方のインタービューやコラムも掲載され、これ1冊で流星を楽しく観測できるようにるなっています。
書名:
画文集 西行桜
[(402) 00409](ID:404)
著(訳)者:
矢野喜久男
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
九十一歳と八十七歳の老人をみている私たち夫婦も、親の衰えと同じ萌芽を自分の中に感じながら、それを検証するいとまもなく、いらだつ思いで日々を過ごしている。だが私達のような立場の人は身近にも多数おり、自分だけが特別な経験をしているのではない。そんな逼塞状況に抵抗するためにも、今これを書くことが必要だと自分に言い聞かせて、エッセイ「西行桜」に取り組んだ。私にしても、両親の世話の大半を妻に押し付けているので、これを書くことに没頭していなかったら鬱になっていたかもしれない。そんな...
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書名:
現代建築設備設計法の潮流<集合住宅の衛生設備編>
[(401) 00408](ID:403)
著(訳)者:
加藤美勝
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書は、集合住宅の建築設備分野の計画、設計、施工、維持管理、住設機器、専門学校、大学の学生など広範な対象に想定し、一般のビル施設から独立した「衛生設備編」として解説をなした実用書及び専門書である。これまでに集合住宅の建築設備の実用書や専門書は、数種刊行してされていたが少なく、筆者が実際に仕事時代に不便を感じていた次第である。現在多様化されている設計手法及び新技術並びに新工法などまとまった資料が少なく、いたましい時間を要することがある。本書はこれらの利便性も考慮し、わが国...
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書名:
主婦の水墨画
[(400) 00407](ID:402)
著(訳)者:
中村照子
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
・花とメルヘンの世界を描く(カラーの部とエッセイ、モノクロ部とエッセイ)・花鳥、干支の描き方(花、鳥、その他を描く、干支を描く)・四季の題材をハガキに描く・あとがき
書名:
生命の灯ふたたび―脳卒中後の重い障害を越えて創った作品集
[(399) 00406](ID:401)
著(訳)者:
横張琴子
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
脳卒中で倒れ、失語症、右半身麻痺などの重い障害を負い、医師からも「回復不能」と宣告されるなど、「死にたくても体が動かず死ぬことも出来ない」というような苦悩、絶望の中にあった方たちに生きる意欲や喜びをもう一度取り戻せるようにと長年続けてきた書画訓練の経過を収めました。つたない「○×」の初期訓練と、現在の生命あふれる見事な作品を並べ、人間の持つ可能性の素晴らしさを、同様の障害に苦しむ方達に伝えるとともに、努力を続けた30人の作者達の勇気の証となるよう編んだ作品集です。
書名:
お花ばたけ
[(398) 00405](ID:400)
著(訳)者:
金光洋一郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
動揺画集。詩も画も曲も自作。母が童謡が好きで、私たち兄弟もいっしょによく歌った。そのうち、私が自分で作った歌を、弟たちと歌うようになり、自分でさし絵も描いて動揺画集を作って、弟たちとも楽しんでいた。これは戦前の話。戦災でそのお楽しみ帖も焼失したが、歌って覚えていたおかげで、戦後その童謡絵本を復活できた。詩の仲間にすすめられて、その後の新作を加えて改めて本にした。幼い子を持つお母さんや幼い孫のあるお年寄りが「楽しんでいます」といってくださる。
書名:
近世村落の動向と山中騒動の研究
[(397) 00404](ID:399)
著(訳)者:
田中 薫
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書は、繁忙を極める教職生活の傍ら、いわば在野の学としてまとめた論文集です。松本藩の近世役人制を形取ったり、天明山中騒動の跡をつぶさにたどり、またそうした視点から『日暮硯』で有名な恩田木工の改革を村の側からとらえ直そうとしたり、近年では絵地図なり文書資料の視覚的、空間的な読み取りにヒントを得て、それなりの問題提示を試みようとしたものなどです。
書名:
若造たちの物理学
[(396) 00403](ID:398)
著(訳)者:
高木秀男
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
今から百年前、物理学上の重要な発見はすべてなされてしまい、物理学はもはや「死せる学問」とみなされていた。しかし19世紀末における古典物理学の完成は、現代の目から見れば現代物理学の出発点でしかなかった。20世紀科学革命には大家たちから若造と揶揄されながらも、既成の権威にもたじろがない若き物理学者たちの大胆な発想が貢献した。本書では当時の社会的状況にも目を向け、登場人物は漱石から田中角栄まで5百人にのぼる。
書名:
旅路遥か 上・下
[(395) 00402](ID:397)
著(訳)者:
野間口 至
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
私の65年間の「個人史」と、1982年に22才の若さでこの世を去った娘の「追悼集」の一部を再録した。そして、第一部「ふりむいて真理子」として、その後者を、第2部「私は生きる」としてその前者をまとめたものである。第2部については、実証主義的立場から、現存する記録・資料をありのままにつないで、体系化するよう努めた。またその時代区分ごとに「私の選んだ年表」を付して時代考証の参考に供した。
書名:
科学思想としての物理学
[(394) 00401](ID:396)
著(訳)者:
高木秀男
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書は大学1、2年の物理の教科書・参考書で、力学・熱学・電磁気学・相対論・量子論のほか科学論入門についても触れられている。無味乾燥な教科書にしないために、科学的なものの見方や物理学史が重視されている。科学は本質的に既成の権威に対しても一応は疑ってかかるという特質を持っている。この特質こそが科学の発展の原動力であるが、それ故に物理学の発展には人間くさいドラマがあり、科学思想にも大きな影響を及ぼした。
書名:
過ぎ行く日々に
[(393) 00400](ID:395)
著(訳)者:
井出春夫
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
第1章 趣味で夫婦で入会しているダンススクールの活動体験。第2章 その2次会でカラオケに行ってから病みつきになったカラオケの種々相。第3章 ペットとして飼っている小鳥や飼い始めたコルギー犬のこと。第4章 一風変わった収集であるぬいぐるみ集め。読み易いエッセイを前半に配し、後半は情報整理や知的生活、更には人生論的小エッセイを載せた。
書名:
「にれのこ」忘却の地斉々哈爾・楡樹屯
[(392) 00399](ID:394)
著(訳)者:
(編集)鷲澤三厳
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
戦後五十年が過ぎました。終戦により旧満州では色々の体験をいたしました。そんな一つ一つを綴り残しておきたいと考えまして、楡の子会メンバーの皆さんの同意を頂き、この本の出版の運びとなりました。私も弟を亡くし、また、私自身も死の淵をさまよい、そして多くの人の死を見つめてきました。死ぬことそのものが、当たり前のように考えられた毎日であり、そんな悲しい一年と数ヶ月でした。
書名:
霊園坂上―桜の咲くところ
[(391) 00398](ID:393)
著(訳)者:
清水芽衣
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
問題を起こす中学生もいる。問題を起こさない中学生もいる。どんなショボイ毎日でも、ひたむきに、いっしょうけんめい生きている…。ほんとうはそういう中学生の方が多いのだと思う。家族や友人と、毎日の生活の中で少しずつぶつかり合い、ささやかな事件がある。そうした積み重ねで人間は成長してゆくのだろう。郊外の街に住む中学一年生の少年の日常。微妙に変化してゆく少年の心の動きと成長を優しく描く物語。子供たちは、まだまだいくらでも可能性を持っている。
書名:
飛びゆく雲―最後の戦犯は語る―
[(390) 00397](ID:392)
著(訳)者:
斉藤美夫・前田地子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
旧満州国憲兵訓練所長だった父、斉藤美夫が18年余りの抑留生活の末、中国撫順の収容所から帰国したのは昭和39年のことだった。「残りの人生は、日中友好のためにつくしたい」と父は帰国後間もなく日中友好協会でボランティア活動を開始。同時に抑留生活を記録した手記「最後の戦犯は語る」を執筆した。
書名:
轍―美しの南の島々(わだち)
[(389) 00396](ID:391)
著(訳)者:
染谷幸一
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
この地での戦争はまだ終わっていない。激戦の跡は未だ手付かずの状態であると物語っている、トーチカの裏山で自決した軍司令官や副官たちの終焉地に辿りつくのも難しいことなのである。後ろ髪を引かれる思いでバスにのって北の外れを迂回して丘の上に昇っていった。舗装された道路に戦跡の面影は見出せない、両脇に茂る広大なみどりは潅木や草叢が生い茂っていた。戦前は一面砂糖きびの畑が広がっていた土地である。(略)マッピ山の北側は切り立った断崖であった。この断崖も戦火に追われた多数の民間人や生き...
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書名:
わが青春の記
[(388) 00395](ID:390)
著(訳)者:
三浦泰子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
両親と共に満州から引き揚げてきた私は一人の文学青年と知り合い、彼と長期にわたる文通が始まった。その後、7年間の私の手紙は理由あって手元に返ってきた。20年間放置してあった手紙の束を解いたとき、文学を志して懸命に学び民主主義に目覚めて、その思想と運動に情熱を燃やしていった若い日の行動が、なまなましく記録されていたのである。今からみれば冷や汗もので幼稚ではあるが、私の貴重な青春の記念として本にしたものである。
書名:
敦煌遥かなり(とんこうはるかなり)
[(387) 00394](ID:389)
著(訳)者:
染谷幸一
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
一九八三年十月二日、私の生涯の念願であった中華人民共和国への入国記念日でもある。十五年戦争当時は悪童から青年期で戦中派に属していた。将来、「海外旅行を」とあこがれていて、最初から中国本土へ旅行してみたいと考えていた。わたしにとっては重大な歴史の1ページであった。香港からマカオに入国し広東省中山県の孫文の生家訪問の機会を得てから興奮気味で、中国への期待は一ヶ月以上前から高まっていたのである。(略)中国だから。発展途上だから。汚いから。礼儀を知らないから。善悪は別にして本質...
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書名:
仙台育ち
[(386) 00393](ID:388)
著(訳)者:
進藤節子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
幼稚園のときに満州事変が起り、小学校で日中戦争、女学校のとき太平洋戦争、第二次世界大戦となりました。仙台空襲で一夜にして焼け出され、続いてのあの熱い敗戦の日を迎えたのは宮城学院国文科在学中でした。全くの戦中派そだち、戦後の五十年間も、結婚、子育て、姑仕えをしながらの共稼ぎで、無我夢中で過ごしてきました。ふりかえれば澤庵さんの「百年三萬六千日、一睡之夢」が実感です。(「あとがき」より)
書名:
ふたりでマラソン本づくり
[(385) 00392](ID:387)
著(訳)者:
鶴崎 洋
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
第1回立川マラソン大会からの連続15回出場・完走に賭ける一熟年男の、平成8年元旦から同年3月10日(同上第15回大会当日)までの記録。熱き思いに突き動かされ、ホームグラウンドの玉川上水路沿いの土手道を駆け続けながら、川の流れに托して、わが身の来し方行く末の、あれやこれや、を思う。私を支え続ける妻への労いの情の吐露と「ふたりでマラソン」「ふたりで本づくり」(挿絵は妻の作)と、うぬぼれの自分史、家族史です。
書名:
歌集「原罪進行形」
[(384) 00391](ID:386)
著(訳)者:
田中浩一
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
●形状記憶シャツ突然に「否」という意志に目覚めて一筋の皺●右翼・左翼を識らぬ子供らあらかじめ翼もがれて佇ちつくしてゐる●胸中に秘むる畸形願望をくすぐる百足競走スタート●「家畜人ヤプー」知らねど少年らピアス増やして家畜願望●でこぼこに歪むバケツの陰影がバロック的美を放つ教室●蒼穹こそ闇棲む場所と誰が教ふ野外コンサート「CRYCRY冥い」巻頭の一連からして既に、言葉は凶器と化し、読者に迫ってくる。今日までの風刺諧謔文學の範疇から、數米身をそらして、作者は対象の深部を見据えて...
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書名:
ふくちゃんはふくろう
[(383) 00390](ID:385)
著(訳)者:
あるがたかね
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
1994年6月、里山で思いがけず、ひん死のふくろうのヒナを拾った。私が、ヒナを育て、山で独り立ちさせるまでの奮闘ぶりをつづった記録物語です。鳥に全く興味のなかった私にとって、野性のフクロウのヒナを育てるのは大変なこと。手探りの“子育て゛でしたが、ふくちゃんを通して自分の自然観が広がりました。日々の細かな描写や自然の営みに対する感動を、日記風にやさしい言葉でつづり、私がコンテで描いた挿絵もふんだんに入れ、子供から大人まで幅広く楽しめる本になっています。
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