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検索結果:8662件(8371〜8400件を表示)
[(292) 00298](ID:294)
著(訳)者:
中原行夫
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
鹿島槍から消えた男の捜索依頼を受ける場面から、この山岳小説は始まる。主人公は登山教室のスタッフという仕事のかたわら、調査事務所を持ち、個人の素行調査なども引き受けている。物語は単なる山の遭難事故捜索に終わらない。夭折の画家・小野幸吉の絵にまつわる秘話を縦糸に、複雑な人間模様からまる。著者は、職業を持つ現代人が、登山という行為を継続する上で直面する問題点や中年になっても山登りがやめられない一人の男の人生の背後に見えかくれする「登山と社会」をいかに描ききれるか、という点をテ... 続きを見る
[(291) 00297](ID:293)
著(訳)者:
古館六郎
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
秀吉の朝鮮出兵に従って泉州堺から名護屋城の木材運搬を命ぜられた木屋利右衛門。私は彼の墓前に立ち、六地蔵の石塔に手を触れたとき、血を分けた先祖の烈しい霊気に打たれた。それ以来、木屋利右衛門を追い求める旅が始まった。
[(290) 00296](ID:292)
著(訳)者:
田靡 新(たなびきしん)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
江戸後期、白川藩主松平義知は、地元百姓の借金を踏み倒し、瀬戸内の豊かな姫路藩主として財政を立て直そうとした。ところが7年間に4回も襲った台風で、年貢の取りたてもままならない。一方、百姓たちは、寛延2年1月(1749)に村頭滑(なめら)甚兵衛ら百姓が奮い起った。姫路の北西、夢前(ゆめさき)川流域の大庄屋北八兵衛屋敷には近郊の百姓たちが押しかけた。―わしも、村の誰も想像もせんかったことが起こってしもたんや。(略)たとえ半日でも一日でも、三日でもええやないか。そんなことをした... 続きを見る
[(289) 00295](ID:291)
著(訳)者:
大田倭子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
「どうしたんや、いつ着いたんや」新吉と美佐子の声が重なって耳を打つ。「あんたをもっと早ように呼ぼうと思て、小坊ちゃんに何度も訴いたんや。そやけど『呼ばなくて、ええ』ていわはるね。うちは小坊ちゃんの気持ちが分かる気がした。あんたが、あんまり慕ってはったからやつれた姿を見せとうなかったんや」太郎が入ってきた。「今頃来たんか。お前のために葬式を今日まで延ばそうかと思ったが、友引だからやめた。それでよかった。今日にしたところで、どうせお前は間に合わなかったんだ。昨日は友だちが大... 続きを見る
[(288) 00294](ID:290)
著(訳)者:
竹石順介
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
金融システムの膿が出て不景気風が吹き、米経済が日本に勝っているともいうが、情報・通信が主で貿易収支は円が高かろうが安かろうが基調変化なく、日本経済を支える製造業の強さは健在。合理、利益主義の米に対し、数字に表れない人間の労働を切り口とした日米雇用比較から、その相違が経済環境に関係ない日米経済格差の要因であることを、資本主義の本質に照らし、逆説的に論理でなく体験から機能的に導いた雑学書で、専門書ではない。
[(287) 00293](ID:289)
著(訳)者:
羽鳥宏
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
M&Aは企業買収の手段であるが、逆M&Aは売り手側から仕掛ける戦略である。それを成長のための戦略として使った体験の記録である。
[(286) 00292](ID:288)
著(訳)者:
羽鳥宏
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
副題-「四角い社長の円い話」/二十数年間毎月欠かさず社内報に書き続けた社員へのメッセージ。
[(285) 00291](ID:287)
著(訳)者:
羽鳥宏
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
企業家、オーナー社長が自らをゼロクリアして、未知なる文学の世界へ果敢にチャレンジ!。その行動と思いを詩とエッセイで綴る。
[(284) 00290](ID:286)
著(訳)者:
大田倭子(おおたしずこ)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
中を見通せない造りの入口を抜けると、窓際の丸テーブルに腰掛けた由美子の姿が見えた。サーモンピンクの普段より衿を大きく割ったブラウスの胸に透き通ったネックレスが柔らかに光っていた。じっと東山のふもとに目を凝らしている。教授の足がふと立ち止まり、一呼吸してテーブルに進んだ。ボーイが椅子を引くと、由美子と目を合わせた教授の瞳が、ああ、というようにうなずいた。 岡田はほっとした。「安心した。兄さんに似た雰囲気はあるけれども、あなたには破滅的な暗さがない。君の兄さんは地上から一尺... 続きを見る
[(283) 00289](ID:285)
著(訳)者:
大西光子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
子育ては労多くして他人からも社会からも評価されない事業です。自ら喜びを発見し、楽しみを創り出していかなくてはならない作業です。母親のためには子供から解放される時間も、大いに必要です。もし子供をたたいていると思われるお母さんがいらっしゃったら、その回数を半分に減らしてください。そして抱きしめる回数を増やしてください。(「本文」より)
書名:しらはえ
[(282) 00287](ID:284)
著(訳)者:
浅田弘光
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
-或る馬鹿の履歴書-若き日の落書き帳(1962年ー1969年)青春の自問自答・挫折からの500行。17歳から七転八倒の7年間、と書かれているとおり、就職に失敗した著者が「しらはえ」と名付けた落書き帳に青春の思いを書き綴ったものである。
[(281) 00286](ID:283)
著(訳)者:
浅田 弘光
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
-今問われるトップの資質と行動-*日産沈没・塗装課のドラマ*ブルーバード興亡の歴史*ブルーバードの故郷・ヨコスカ*追浜工場27年間・汗の中から見た日産論*新指標で辿る企業の盛衰・バブルの軌跡をテーマに昭和43年から平成6年までブルーバードを作り続けた著者が見た日本経済の裏面史でもある。
[(280) 00285](ID:282)
著(訳)者:
奥田正彦
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
もとより日米開戦を回避すべく駐米大使野村吉三郎は、米国務長官コーデル・ハルと死力をつくして討議したが、それはもう交渉によってどうなるというものではなかった。そこにいたる両国の国家の行動が、もはや動かし難い状態まで事態を追いつめていたものと思える。(5頁)日米開戦の直接原因は、ここまで述べてきた「三国同盟」と「南進」であったが、やはり最も本質的な原因は「中国問題」である、と思う。以下中国をめぐっての日米関係を考えてみたい。(181頁)これまで日米戦争の三大原因を述べてきた... 続きを見る
[(279) 00284](ID:281)
著(訳)者:
制咤迦(せいたか)
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
ヨーガは、遥か古代よりインドにおいて伝わってきた真理を実現する道です。ヨーガのアーサナ(ポーズ)は、広大なヨーガの体系の中の一部としてあります。ヨーガの目的は、心の波(煩悩)を静めることであり、湖面のさざ波が静まれば、月の姿が正しく映し出されるように、心の波が静まれば、自ずと真実の姿が現れるといわれています。ヨーガでは、心のざわめきを静める方法として、まず呼吸を取り上げます。呼吸と心は密接に関連しており、呼吸が静めることにより心の波もまた静まるのです。一見アクロバット体... 続きを見る
[(278) 00283](ID:280)
著(訳)者:
澤 正雄
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
澤正雄先生の53年に及ぶ教職生活の中に占める新宿高校時代は22年間ですが、その間の時代ごとの世相を交えての学校での出来事は、読ませていただく私達の胸に懐かしく、また新たなる感動を覚えるものと思います。折角新宿高校の思い出を中心に書いていただくのですから、先生がご担当になった新9、14、19、22、25回の卒業生と、先生と縁の深い新宿高校と特別の係わりのある方にも思い出を寄せていただくことに致しました。
[(277) 00282](ID:279)
著(訳)者:
澤先生を囲む会
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
10年前、高校時代の恩師を担ぎ出して出版をさせて戴いた(「Tha Happy Days in My Life」)。1昨年、その先生も他界され、今年10月の3回忌に再度、教え子達が中心になって天国の先生へのお手紙をまとめ、無事出版することができた。今回の出版は恩師の没後、教え子達だけで先生の思い出を綴るという形態を採った。澤先生は、昭和9年から50年余にわたり生涯一英語教師として数千人の生徒を指導された英語教育界のオーソリティーでもいらっしゃる、任地は九州、大連、東京で計... 続きを見る
[(276) 00281](ID:278)
著(訳)者:
鏑 邦男(かぶら くにお)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
「ほつまつたゑ」は古代ヤマトの文字とことばで綴られた日本最古の歴史書です。また単なる歴史書では無く、すぐれた文学書でもあります。そして日本固有の宗教・政治・文化・言語など広い範囲にわたってくわしく記されています。日本のことを学ぼうとする者にとっては必読の書物です。
[(275) 00280](ID:277)
著(訳)者:
小川憲一豊実(けんいちほうじつ)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
アルゼンティンでの日本語学校のお話し。日系二世三世と日本人青年教師との心の通い合い。お互い言葉の不自由な中で今の教育に欠けた大切なものを映す。
[(274) 00279](ID:276)
著(訳)者:
津高悠紀夫
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
本職はスリの少年との心あたたまる交流。ホテルの用心棒のまなざし等画家の目から見たインド。<目次>はじめてのレジストレート/穴のあいた五円はめずらしくない/神聖な朝/インドカレー/強引なスリ/路傍の人/切符のこと/アブダル・ラザクのこと/インドのパリホテル/死体/日本人観光客/デリー7日間の思い出/病気/ブラックアウト/ボンベイ脱出――など
[(273) 00278](ID:275)
著(訳)者:
カルロス・小池
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
~アマチュア・ダイバーの感動体験~もくじ/第1章 とにかくモルディブに着いた/第2章 わたしはこうしてダイバーになった/第3章 世界一・沖縄伊江島の海/第4章 フィリピンの暑い日に/第5章 またモルディブへ行った/第6章 オムニバス/第7章 ダイバーズ天国・パラオ/おまけ ペーパーダイバーのための非公式10分間マニュアル
[(272) 00277](ID:274)
著(訳)者:
森野勝五郎
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
仕事を愛し、妻や子を愛したきわめて平凡な一人の男が、兵士として中国大陸に出征し。やがてソ連の捕虜となる。29日間の貨車の話をはじめ、食事も与えられずに行軍をさせられたり、一片の黒パンや一椀のスープに一喜一憂したりする虜囚の哀切な体験を、知友や自分の子供たちに伝えるために、持ち前のユーモアを交えて書き残したもの。抑留生活も慣れてくると、ラーゲル(収容所)の中に文化活動も起こり、記憶をたどりながらたくさんの川柳も紹介したりしている。
[(271) 00276](ID:273)
著(訳)者:
池田角三
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
水墨画作品30点、スケッチ他が45点ほど収めてあります。特に水墨画作品についてはその1点1点についての「画了感想」途中から「水墨画エッセイ」として自分自身の評が記されている。
書名:めかご
[(270) 00275](ID:272)
著(訳)者:
由井地区「ふるさと資料館」建設推進委員会
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
八王子の南部、宇津貫町は副業としての「目籠」づくりの発祥の地として報告されているが、それを知る人は少ない。開発の槌音著しい多摩地区において、材料となる篠竹が採れなくなると同時に、これらの無形の民族文化財も衰亡しようとしている。長年、生活の一部として作り続けられてきたこの伝統技術を紙面の上だけでも残そうと聞き取り調査をまとめてみた。
[(269) 00274](ID:271)
著(訳)者:
金子 裕
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
(目次より)1.祖国を後に大陸へ/2.大陸での兵営生活/3.部隊を離れて独立警備/4.黄塵の原野/5.陸軍病院での療養生活/6.祖国を想って/7.大陸の風物/8.従軍手帳の覚え書きの中から
[(268) 00273](ID:270)
著(訳)者:
今井 襄(いまいのぼる)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
句集名の「風雪」は、掲載句の中に“風雪に耐ふべし雪の入試の日゛があるので、波乱の時代を生き延びて来た自身を顧み、また戦争で失った多くの友人への感壊もなしとしない。 「永らへて五十とせすぎぬ終戦日」歳月は流れてこの八月十五日は、日本がプツダム宣言を受諾し、天皇のお言葉の放送を、万感の思いで聴いた日から丁度五十年である。当時三十八歳であったが、何かホッとした思いもあったことを、蝉時雨の音とともにいまも鮮明に覚えている。平和は守り徹さねばならないと切に思う。
[(267) 00272](ID:269)
著(訳)者:
佐々木千鶴子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
肥後狂句は悲喜こもごもの世を皮肉ったり笑いとばしたりできる方言入りの短文芸である。例えば「狙い撃ち不況の株も儲けきる」は株式の話、「狙い撃ち失投は1球でええ」は野球好きの句。政治なら「無理も無ァ政治不信の棄権票」。同じ笠でも「無理も無ァ代りの母は要らんちゅう」は片親の子を同情する句。「知らんふり猫に取らせた訳じゃない」は横着さに怒る隣の主婦。「知らんふり妬かにやん程の敵で無ぁ」は太っ腹の奥方の図という具合。
[(266) 00271](ID:268)
著(訳)者:
佐々木千鶴子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
(目次)はじめに/罪は少年にあるのか?/親心いろいろ/軒下いちご/私の目/塵も積もって家となる/豊作と米価/めぐり合い/子供と注射/数の子の価値/中高生の長髪/雨の日に/大きな鳥かご/カメさん/水を掃く/十三夜を読んで/漱石の「こころ」を読んで/元日の夜/貯蓄と物価/素夫婦元年/毛糸の手編み/紋付鳥の年賀訪問/寝台特急で移動の私/お供えはウエハースだけ/重なった喜びの朝/本音と建前/私の狂句歴/私の生甲斐/やりくり算段……等々。
[(265) 00270](ID:267)
著(訳)者:
佐々木千鶴子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
(目次)動物村のこうみんかん/子ねずみのドライブ/マスコット子ねずみ/チュウキチのかくれんぼ/チュウキチのおひっこし/わた玉ぼうやの海水浴/空へのぼる道/やぶれていたボール/子ぶなのきょうだい/ゴローの子守り/うぐいすの家/よっちゃんのセメント工事/太郎大明神/ママとスキー/夕立おりづるとつむじ風/こわがりゴンタ 他
[(264) 00269](ID:266)
著(訳)者:
まつもとマーシャ
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
わが燃ゆる思い/鶴田とダンチョネ節/特攻おばさんと蛍/同期の桜/海行かば/周作の碑/平和公園/天国への坂道/ロザリオの鎖/大浦天主堂のマリアさま/回天の海/津和野/父の願いとその息子/江田島どの項を読んでも、著者の想いが伝わってきて胸があつくなってくる。特攻隊として国に命をささげていった多くの若者たちへの鎮魂歌でもある。
[(263) 00268](ID:265)
著(訳)者:
山中須恵美(やまなかすえみ)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
生と死のはざまで揺れ動く人間の姿を愛とユーモアで描く長編小説。――「麻酔が目覚めるとき、血圧が異常に高くなり、その反動でバイパスした血管の一本が……」高野先生はそこで言葉を切り、その後を補うように片手をゆっくりひらいた。(中略)「これから再手術です。」(中略)わたしの眼に映っていたのは、血に染まった夥しい脱脂綿やガーゼの山が、淳一のICUを取り囲んでいる現実だった。(本文より)

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