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検索結果:8662件(8341〜8370件を表示)
[(322) 00328](ID:324)
著(訳)者:
新町貢司
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
プロメテウスよ、ティーターンの裔よ、父殺しのクロノスの子よ。お前が火を盗み出して以来火は自ら駆け回るように渡っていった、望む者の間を手から手へと。一つの火が消えるとき、それは火の消滅ではない、火はひとときの役目から退き全ての火の始原なる炎へと還っていく。炎は常に深奥に潜んで燃え続ける、炎は力、駆ける車輪を回し続ける力だ。俺は夢幻と嵐の神ディオニュソス。眠り続ける俺の中にはこうして常に見続ける俺がいる。夢幻のなかにはこうして常に見つめ続ける俺がいる。無限のなかに時の全てが... 続きを見る
[(321) 00327](ID:323)
著(訳)者:
風間 効
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
本書は「工業技術立国日本の工業教育はこれでよいのか」と言う観点に立ち、「工業教育の背景」から「工業教育の活性化」まで幅広く考慮した研究論文である。戦後の工業教育は産業界や経済界の圧力の下、文部省・教育委員会の支配・管理によって進展してきた。しかし、産業構造の空洞化・生産工場の海外依存度等で工業界が不振になると、産業界・文部省とも工業教育をないがしろにし、今やこれを見捨てようとしている。だが、断じてこれを許すことはできないのである。尚、工業教育の実践例、工業教育と関連する... 続きを見る
[(320) 00326](ID:322)
著(訳)者:
井上加代子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
私は小さい頃から空を見上げるのが好きだった。こどもだったからそう広い世界に出向くことはできなかったが、窓の外を眺めていた。雲や風は憧れだった。ここにまとめたエッセイにはそんな思いが根っこにある。思い出がぼんやり薄れてしまわないうちに、あの時期の自分を、周りの事を記録しておきたかった。遠い日のことを思い出をたどるように書いたが、読んでいただいた方には、現在進行形の出来事のような不思議な感じを抱かれるかも知れない。さて、私たちはそれぞれ、どんな窓からどんな空を眺めるのだろう... 続きを見る
[(319) 00325](ID:321)
著(訳)者:
前田賢文
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
大正3年(1914年)から昭和12年(1937)までの23年間にわたって京都画壇で活躍した日本画家・前田一鶯(いちおう)の、当時の新聞・雑誌に掲載された本人の絵や紀行文、評論、さらに一鶯の紹介記事や消息、記事等271点をそのまま再録したのが本書である。現代につながる大家よりも、当時としては多くの紙面が割かれており、帝展、文展などに背を向けて生きていた京都画壇の一野人の足跡をたどって紹介した。
[(318) 00324](ID:320)
著(訳)者:
冨田恵美
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
亡きあなたとの、あの日、あの時保育園の子どもたちと共に生きた日々に歳月を越える、いのちをうたう。Ⅰ部とⅡ部で構成。Ⅰ部は、こらえきれないほどの「あなた」への慕情があふれている。Ⅱ部は、保育園のひとコマが素直な言葉でうたわれる。子どもたちの笑い声やカエルの声なんかも聞こえてきそう。子どもたちや励ましてくれた友人への感謝の気持ちを日々の詩で表現。ちいさないのちの大切さを知っている著者が「あなた」に捧げる温かい詩集となっている。(奈良新聞 1997年12月7日)
[(317) 00323](ID:319)
著(訳)者:
三木健司・三木慰子
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
思うに、芭蕉の言語芸術は、とかくそれの枠内でのみ追求されてきた。それを軽々に否定するものではない。大切にしながらも、それを越えた世界文芸圏の中で明確化をはかる研究方途こそが、今後、新しく開発し加算さるべきものではあるまいか。本書は、まさにその「さきがけ」ではと思うとき、三木両氏のこの研究方途は、いっそう輝く。それ故にこそ、この研究の成果を契機に、次々と、さらなる比較研究が展開されるであろうことを、ここに期待してやまない。(「はしがき」より )私達は夫の脳梗塞の後遺症で日... 続きを見る
[(316) 00322](ID:318)
著(訳)者:
米津勝之(よねづかつし)
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
漢之君、深理ちゃん、二人はお父さんの元に生まれて来て幸せでしたか?震災のあの日から、心の中で私自身が問い続けてきたのが、冒頭の問いでした。震災直後の慌ただしさの中では、恨めるものはすべてを恨み、「なぜ、私の子どもだけが!?」「なぜ、私の住んでいた場所が!?」と覆すことのできない地震を恨みました。これからの人生で笑うことをやめようと思いました。そして一番大事な時に二人を守ってやれなかった、助けてやれなかった事実が私を責めつづけました、一生消えることのない私の傷と同様、心の... 続きを見る
[(315) 00321](ID:317)
著(訳)者:
亀山麦子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
短歌を延ばしたような文章なら私にも書けるかも知れないと思い、遍路宿と銀杏の会によせてもらった。しかし、それは滅びゆくものを追いかける安易な感傷の雑文にしかすぎないものだった。それでも無造作に書きつづけてかなりたまって、散逸するのも惜しいので整理しようかと考え、ふと一冊の本を思った。そんな気があるなら遺稿集はよう出してあげれんから生きているうちに、気の向いたようにまとめたおきなと家のものにゲキレイされてふみきった。いくらか短歌も載せた。造形化したい考えから一遍ごとに写真も... 続きを見る
[(314) 00320](ID:316)
著(訳)者:
矢吹喜志雄(喜峰)
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
世代を超えた心の交流を叫びたい。そのためには青年一人ひとりが、両親が、教師がどんな考え方、態度をもって毎日の生活に臨めばよいか。また、中高年者も意欲をもって不得手なものへの挑戦をしたり、ボランティア活動を積極的に行うことによって社会連帯の意識を高め、自らの率先垂範による行動と実践を訴え、しかも、世の経験者らしく、間をおくことの意義を理解して、将来に向かってホップ・ステップ・ジャンプと大きく飛躍する。いや未来永劫にまで飛翔しつづける心意気で常にアンテナを挙げて前向きに発想... 続きを見る
[(313) 00319](ID:315)
著(訳)者:
吉野正晃
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
92ページから140ページまでは、心に留めたい備忘録として、人文、歴史、社会等、諸々の見解を述べた。この本の目的は、社会に伝えられている間違いを正し、その真実を知ってもらいたくて書くつもりだったが、取り入れる選択を誤り、その項目が少なかったのが失敗だった。もっと慎重に取り組むべきだった。人類絶滅についても思慮が足りなかった。
[(312) 00318](ID:314)
著(訳)者:
加藤圭子
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
人はみな忘れかけている時間という流れを幸福に過ごすことなぜ苦しまねばならないそれはやさしさのためやさしさのない時間をすごすために苦しみはいらない人はみな忘れかけている時間という流れを幸福に過ごすこと
[(311) 00317](ID:313)
著(訳)者:
木村泰崇(きむらやすたか)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
『本のオルゴール』――と題したこの1冊は、まさに“本の本゛であり、“本の淀川長治゛みたいな存在です。太宰治、村上龍、伊集院静、サリンジャー、モーム、チェーホフ等々、古今東西の作家たちの本について、小説について、映画解説の淀川長治的紹介とでも言おうか、アンチ新聞の文芸時評的に、とにかくわかりやすく、本嫌い、小説嫌いの人でも「読んでみよう」って思ってしまうように、楽しくおもしろく論評されています。ズバリ、本嫌いのあなたに捧げる、本が好きになってしまう本!
[(310) 00316](ID:312)
著(訳)者:
東 紫水(本名 内山和子)(とうしすい)
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
大発見!です。日本人と日本国のルーツを記した最古の本『古事記』の中の「天孫降臨」のクニを発見したのです。古事記の「神代」の巻の意味不明の言葉を白川静代の『字統』に依って、天孫が降臨した“久土布流多気゛を1985年2月に発掘、発見された北九州早良平野にある「吉武高木遺跡」であることを突き止めたのです。久土=吉。布流=振る又は降る。多気=武又は嶽(たけ)。高木=古事記の最高神、高御産巣日神の別名。以上、『字統』に依り、久土布流多気=吉武高木と解釈し、吉武高木から神武天皇が東... 続きを見る
[(309) 00315](ID:311)
著(訳)者:
菊池定則
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
嘉納治五郎先生著作集を読んで、何と微に入り細に入り書かれていることかと驚いたのである。柔道の師範であると共に人生の師範であることに感激した。いつか、この感激を書きたいと思っていた。講道館創始者の先生には私ごとき者が、著作集の感想などということは、まことにもっておこがましい、考え方によっては、無礼千万かもしれない。しかし先生への畏敬が、どうしても、先生の提唱した、その原点を私なりに掌握し、これを、本にしておけば、先生の著作集に目を通さなかった人でも、この本を見ることによっ... 続きを見る
[(308) 00314](ID:310)
著(訳)者:
藤原護
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
作品タイトル “Otonomie゛はOto<音>と“anomie゛<無秩序>を連ねた造語で無秩序に音が散乱しているということになるのでしょうが、心地よい旋律のみならず、海の音、町の騒音、子供の泣き声なども含め、カンバスから゛色彩の音色゛が聞こえてくるようなという思いを込めてつけたものです。この一連の作品は、日々の暮らしの中で見たり感じたりしたことを描いた、私の絵日記でもあります。
[(307) 00313](ID:309)
著(訳)者:
沼田俊三
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
青森県の野性ランの写真集です。東北新発見のミスズラン、北海道に発見されるクシロチドリ、尾瀬に発見されるオゼノサワトンボ、ブナ伐採により絶滅寸前のヒナチドリ、フジチドリ、ヒロハツリシュスラン、そして海辺開発で幻となったクゲヌマランなど貴重な写真が含まれています。これらのランは発見が困難で、従来の図鑑・写真集には掲載されていませんでした。その成育環境を生かした苦心の写真は、多くの植物学者から賞賛され、また「レッドデータブック・日本植物分類学会」、「植物の世界・朝日百科」から... 続きを見る
[(306) 00312](ID:308)
著(訳)者:
姜 健栄(かんけんえい)
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
2年間(1995~1996)にわたる私の身辺におきた出来事や韓半島の歴史文化に関する研究と評論を記録したものである。ここでは、韓半島由来の「梵鐘」や「歴史を歩く」に多くのページを割いた。筆者は高麗鐘を探し歩く旅を北は盛岡、佐渡島から南は九州、対馬、沖縄に至るまで続けたが、捜索した46口の高麗鐘のうち、初めの6編を本書に収録した。「歴史を歩く」の項目には在日韓国人という立場より、歴史認識の共有を主眼に置いた評論を書いたつもりである。「淀の唐人雁木」、「儒学者姜坑顕彰碑」、... 続きを見る
[(305) 00311](ID:307)
著(訳)者:
中山 薫
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
私の調査研究は、底辺から積み上げたものである。岡山県内各地で、巫女や修験者が、その土地でどのような活動をしていたかを具体的かつ詳細に記述し、調査地域を拡大することによって、その特色を把握しようとするものである。巫女は女性、修験者は男性、ともに村村に居住して村人の生活に深く結びついているものであるが、現在、それは急激に滅びつつある。巫女、修験に関する伝承はもちろん、文書類、遺跡さえ消滅しつつある。全く消えたものも多い。私は、このような巫女、修験を調査研究して、はや30年が... 続きを見る
[(304) 00310](ID:306)
著(訳)者:
井本和幸
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
18歳で中国料理の世界にとびこみ、「日本一の中華料理人」を目指し調理の修業を積んでいく自分史をエッセイ風に書いた。最初の料理長久田大吉氏の「寝るのは死んでからにしなさい」という言葉に己を奮い立たせた。また、酒で身を滅ぼす料理長や人望厚い経営者、やさしい小料理屋のママさんなどが登場する。見習いから、いろいろな人との出会いを通して中華鍋から人生を見た。これから料理人を目指す若い人にもぜひ読んで欲しい本である。
[(303) 00309](ID:305)
著(訳)者:
酒井英作
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
兄二人は大陸の戦場から戦場へ。愛馬「大藤号」も徴発され、軍国少年だった私も学徒出陣で陸軍へ。それが8月15日になった。敗戦のどさくさに紛れでデモ・シカ教師となり、教壇で知った「戦場から帰らない父や兄を待つ子供たちの数々」。平和と反戦の思いが私の教師としての原点となった。「教え子を再び戦場へ送るな」の日教組の旗の下、戦場の民主化と福祉教育の実践が、ささやかながら私の40年の教師生活だった。
[(302) 00308](ID:304)
著(訳)者:
杉谷ユキ
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
「私はこの歳になりましても、身を粉にして働きとおし辛抱している母の姿や、にもかかわらず周囲の、母や私に対する冷たい仕打ち等、決して脳裏から消し去ることはできないのでございます」(序より)造り酒屋の幼い一人娘であった私は父の急死後、家督相続人になり、親権者の母は姑と9人の小姑に仕えながら家業の酒造りを絶やさぬよう懸命に働きとおしてきました。なのに突然家業も財産も叔父に譲らされ、母と私は家を出ることになりました。それから後、敗戦という時代背景の激変もあり、思いもかけない波乱... 続きを見る
[(301) 00307](ID:303)
著(訳)者:
長浦史恵(ながうらただえ)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
「くつのかかとくつのかかとを踏む人は/くつの痛がっている声を/聞こうとしない/くつがゆがんだ顔をしていても/気付かない/くつのかかとを踏む人は/人の痛みも/自分のことも/きっとわからない/くつでさえ/大事にできないのだから/ふられて気付いた/きみのかかと」詩集「名のない椅子」には、ちょっと切なくてちょっとユニークなメッセージがたくさんつまっています。あなたの家族や友達、恋人など大切な思っている人に、ふだんは言えない一言を、この詩集に託して贈ってみませんか。福祉やこどもに... 続きを見る
[(300) 00306](ID:302)
著(訳)者:
紫藻辺伊佐久
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
「すきとおったほんたうのたべもの――私たちが感受性を磨くとか、文学の可能性とか、想像力とか考えてきたものは、結局心を育てるということだったのです。そしてその心を育てる糧として、賢治は、これらのちいさなものがたりが、あなたのすきとおったほうたうのたべものになって、役だってほしいと、心からねがっているのです。なぜならこれらの物語を羽含みつつ、また賢治もこれらの物語に羽含まれて、その心を育ててきたからで、その栄養価は保証できるからです。そしてそう願う理由の、もっとも大きなもの... 続きを見る
[(299) 00305](ID:301)
著(訳)者:
高木謙次郎
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
二千年の古い歴史を持つ日本の酒造りには、技術用語として独特の言葉が使われる。その中から酒造工程ごとに興味ある用語を取り出し、それを軸として酒造りの話を進めた。それが第2章「酒つくりよもやま」である。第1章は序論として酒造りのあらまし。「杜氏のうた」は、酒造でうたわれる作業唄いわゆる酒屋の唄。「酒蔵浪漫」は酒蔵に関する随筆を収録したが、終では多賀城に没した(延暦4年)大伴家持を偲ぶ。終章は平福百恵と中村憲吉の酒蔵での短歌での短歌作品の評釈。なお、全編にわたって著者の酒造詠... 続きを見る
書名:
[(298) 00304](ID:300)
著(訳)者:
桝谷 優
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
中国との戦争から日米開戦に至る時期(1937-1941)の北大阪の市井の姿を9編の挿話で写している。博労で博打打ち、質屋の主人共々惚れこんだ颯爽ぶりの、その実大泥棒だった男と丁稚の交流。不良で遊び回っていた質屋の息子が父親の癌死で当主として家業に精進するが、半年で頓死して、葬式の日に年上の女性が現れ、母親や会葬者が狼狽する話。桂川の河川敷で生活していた男と丁稚との交情。偶々、水死人を見つけた男の変貌と死等。質屋の目を通して見た庶民の生活や質屋の内情等を収めている。
[(297) 00303](ID:299)
著(訳)者:
中田吉昭
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
終戦の日から博多に引き揚げてくるまでの285日間の北朝鮮での抑留生活の記録である。その間の多くの邦人の実状を目の前で体験した記録であり、現在の北の食糧難や社会情勢とを対比して見て、驚きと同情に値する点が多い。また多くの引揚者は一様に、精神的にも物質的にも人知れず苦労をしてきた。私は和気清麻呂公の生誕地の和気町の小、中学校教師となり新制中学校の創設時から昭和25、26年までの教え子と物資のない戦後時代を、目に見えない絆を大切にしながらの50年の自分史を綴ってみた。今は同窓... 続きを見る
[(296) 00302](ID:298)
著(訳)者:
太田利世
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
戦争で、戦争未亡人となったサヨという29歳の女性が、その後、どんな生き方をしなければならなかったかを、北東北という雪深い土地で、財産問題もからませて記しておきたかった。また、夫婦という一組がいずれはどちらかが先に、あの世というところへ旅立っていく。妻の立場からの、夫の生が絶望になった時からメモを取り始め、夫の死後一年間喪に服していた間にまとめ、三回忌を記念として、亡父に捧げた感謝の自分史です。
[(295) 00301](ID:297)
著(訳)者:
新津陽一
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
還暦の記念に出版したものでPRする内容ではありません。しかし日本の国があまりにも「みじめ」になっていく事が淋しくて今改創しなければだめだと思って体験からの提言であります。美しい日本の自然と、日本人の心が失われてしまう。金に目のくらんだ高所の指導者がうそを付き、ごまかしの世情は何もいうことはありません。生活のしやすい都会に人はあつまり、遠隔地は過疎になっていく。日本の人口動態は毎年同じ事の繰り返しで政治はすでに死んでおります。「日本改創」はそんな思いを書いてあります。読む... 続きを見る
[(294) 00300](ID:296)
著(訳)者:
紫藻辺伊佐久(しもべいさく)
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
文を綴ることは、思索を深めを、己が心の迷妄に気付かせて、心の成長を促さずにはおかないが、文はまた心に1片の迷妄なくては、これを綴り得ない。文は所詮迷妄の所産、いや、迷妄から解脱に至る途上に生産されるもので、これを綴る者に最上の愛を求め、また、この者に最上の愛を与えるところのもの――この上ない友愛の結晶なのだ。(409ページ)歴史を見る。迷妄が刻む歴史を見る。溝川のように、すべてを飲み込んでいく醜い流れを見る。ただし、私たちが真に歴史に参究すれば、私たちはたちまち光を見出... 続きを見る
[(293) 00299](ID:295)
著(訳)者:
水野隆夫
分類:
(03) 文芸部門
内容紹介:
私の青春時代の友は鶏であり、また壮年時代の友も鶏でした。親密なる鶏たちと喜び、悲しみをともに分かち合いながら過ごしてきた25年間は私の人生にとって有益で意義深く幸せなことでした。心静かに目を閉じると、鶏との数々の思い出が走馬灯のごとく私の体内を駆け巡り、彼らの清く、一生懸命な生き方は現世を生きていくうえで多大の示唆を与えてくれました。心の底から「にわとりさん、ありがとう」と感謝の言葉を贈ります。4半世紀にわたり、我が子と同じほど鶏をかわいがりながら生活しているうちに鶏と... 続きを見る

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