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書名:
父と子と軽蔑の御名において
[(5337) 05782](ID:5462)
著(訳)者:
笠井一成
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
初めての息子に父は惜しみない愛情を注いだ。父の理想通りに育てようという過度の期待は、いつしか虐待ともいえる厳しいしつけへと形を変えた。それでも、息子は父を信じ尊敬し続ける。しかし、息子の自我の確立と共に父子関係は破綻した。その瞬間、息子の心に残ったものは……。表題作「父と子と軽蔑の御名において」ほか、率直に(ある時は読者へ傷みを覚えさせるほど)、そして真摯に書きあげた小説群は、衝撃的な力を持った。
書名:
気ままにエッセー 猫の目
[(5336) 05781](ID:5461)
著(訳)者:
吉原 雍
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
周南市を中心に1万部余を配達する日刊新周南に毎火曜15年間掲載しているエッセーから抜粋して1冊にまとめたものです。政治・経済・社会・文化なんでも対象に勝手気ままに書く漫談みたいなエッセーです。それで町が変わったなどの業績はありませんが、読者の心の片隅にふっとそよ風が吹けばうれしいと思って書いています、今も。
書名:
鶴のくる村
[(5335) 05780](ID:5460)
著(訳)者:
福島 菊次郎
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
写真家福島菊次郎氏が1942年から3年間、山口県周南市八代村で撮影した特別記念物のナベ鶴の未発表写真です。当時300羽飛来したが農村近代化で激減し、本州唯一の飛来地も今年は8羽。本書は絶滅から保護すべく発刊、県下全図書館と小中学校に寄贈し、教育に役立っています。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・特別賞受賞作品>
書名:
早池峰恋歌
[(5334) 05779](ID:5459)
著(訳)者:
町田 俊子
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
早池峰山の麓に伝わる国の重要無形文化財「早池峰神楽」。その神楽衆の若き名手の恋は許されぬものであった。嵐による濁流に飲まれ、山の烈風に襲われながら、封印された愛と舞への情熱に生きる若者を、東大全共闘時代のせつない思慕を抱き続ける父親が、自分に重ねて見つめて行く。様々な試練を乗り越えて若者の荒舞は続く。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・入選作品>
書名:
私たちが通ったアメリカの学校 -小・中・高校フィールドワーク-
[(5333) 05778](ID:5458)
著(訳)者:
奥村 玲子
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
3人娘とお母さんは、アメリカの普通の公立小、中、高校に通った。6年生に九九? 社会の授業で戦争ごっこ? 朝ご飯は学校で? 親子の戸惑いの日々は続く。そこに立ちはだかる英語という大きな壁。英語と母語の谷間で苦闘する多くの仲間とともに過ごした3年間。お母さんは、子どもの“バイリンガル”の危険性に気がついた。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・特別賞受賞作品>
書名:
散りにし花は -昭和二十八年、私だけの松川事件-
[(5332) 05777](ID:5457)
著(訳)者:
西村 岑一
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
筆者は68歳で妻を亡くした後、一人暮らしで、2年前に失明。その悲しみとハンディを乗り越え、口述筆記で著した自伝的小説。昭和28年、東北大学に入学後、たまたま仙台高裁で松川事件の公判を傍聴したことをきっかけに松川事件研究会を発足。その経緯や自身の行動を中心に、学生生活や淡い恋の思い出などを小説の形で綴った。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・入選作品>
書名:
Kozue-chan こずえちゃん英語対訳版
[(5331) 05776](ID:5456)
著(訳)者:
櫻田陽子
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
以前に出版した「こずえちゃん」の英語対訳版 電子書籍としてアメリカのAnazon.comからも販売中。
日本語版は電子書籍アプリとして、ipone ipad アプリとして、AppStoreでも販売中。
書名:
坂東大蔵花暦 -芸道一代記-
[(5330) 05775](ID:5455)
著(訳)者:
千田 草介
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
戦争が大嫌いで日本髪の女の人がたまらなく好きな少年は、映画と芝居に熱中し、焼け野原から復興していく姫路で、踊りや三味線、義太夫を習い、演劇の舞台に立つ。桂米朝との青春酒遊談。劇団「前進座」に入っての全国巡業。ミュージカル「姫山物語」の主役を演じた坂東大蔵の芸道人生を描く。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・入選作品>
書名:
ひかるもの
[(5329) 05774](ID:5454)
著(訳)者:
とくひら ようこ
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
一見すると不気味で、その生態はあまり知られていない深海の生き物たちは、人間には想像もつかない程の水圧と水温と暗やみの中で生活しています。人間は地上で光ある暮らしをしているにも関わらず、他人の中にある光り輝くものや自分自身に気付かなくなっています。深海の生物を通して本当のひかるものを見つける絵本です。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
風にうたえば
[(5328) 05773](ID:5453)
著(訳)者:
太田 千鶴子
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
日々の暮らしのなかで感じたところを、短歌というかたちでまとめました。
大きく、「きみ」「いのち」「ひとり」「わこ」「こえ」に分け、生の不思議、家族、社会への思いを述べてみました。
書名:
めぐりめぐって (キューブパズルの付録つき)
[(5327) 05772](ID:5452)
著(訳)者:
かわせ のりこ
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
赤い実が5つ実ると、人間や動物達が次々にとりに来ます。最後に自然界の頂点の狼がやってきて、全部とりあげてしまいますが、一年たつと又、赤い実が実り、皆は赤い実をとって幸せになる話。
めぐりめぐって、まわりまわって、輪廻転生を元にした絵本、キューブパズルでも遊べます。
書名:
青狐の賦 -火野葦平の天国と地獄-
[(5326) 05771](ID:5451)
著(訳)者:
暮安 翠
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
1906年、若松生まれの火野葦平は、沖仲仕家業を継ぐ。日中戦争で出征。「糞尿譚」が芥川賞受賞。軍報道部員として「麦と兵隊」を発表すると、ベストセラーになり、地獄の戦地で英雄視される。戦後、公職追放にあい、平和な天国で地獄を知るが、「赤道祭」で流行作家として甦り、「花と龍」「革命前後」を書き残した。
書名:
ボタン -100年の旅をしたテディベアの物語-
[(5325) 05770](ID:5450)
著(訳)者:
すがわらいちえ(文)/すがわらさおり(絵)
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
100年あまりも前のある日、ヨーロッパの小さな工場で生まれたテディベアの「ボタン」は、国を越え、いくつもの時代を超えて、旅をします。「ぼくは、なんで生まれたんだろう」そんな問いかけを胸に、めぐり逢う様々な持ち主たち……。人々とボタンの結びつきを通して、テディベアとは何かを静かに語りかける絵本です。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・入選作品>
書名:
百年との邂逅 -ある北米移民-
[(5324) 05769](ID:5449)
著(訳)者:
伽耶野 寧
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
祖父母の生きた時代の百年後を生きる私にとって、祖父母の一族の生きてきた道と、母や叔父叔母たちのそれぞれの生き様が、そのまま今の私や私の係累のありようにつながっているのを実感せざるを得ない。祖母の回想録に導かれて私の旅は得難い出会いを用意くれていた。それは、「百年との出会い」とでもいえようか。
書名:
ジュネス・ある青春
[(5323) 05768](ID:5448)
著(訳)者:
三宅徹児
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
若さと情熱に満ち溢れ、奔放に生きた若者の青春の奇跡を赤裸々に描いた著者の自伝的小説。物語の開始は、主人公が九州の高校を卒業して有名会社の大阪工場に勤め始めるところから。初めて経験する都会暮らしに戸惑いながらも、恋に仕事に全身・全霊をささげて挑戦する姿は、還暦を迎えた著者のような世代はノスタルジアとして、今時の若者には、格好の“青春モノ”として、幅広い共感を呼ぶであろう。
書名:
世界一周放浪の旅 WH(ワーキングホリデー)編
[(5322) 05767](ID:5447)
著(訳)者:
丸尾 克弘
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
私の第一作、『世界一周放浪の旅 アジア編』の続編である。辛うじて日本に帰国した私は、大学を卒業したものの、就職は決まらず、自堕落な生活に陥ってしまう。そんな中、ふとしたきっかけで、私は再び世界へと旅たつことになる。今度はワーキングホリデーという形で。そこから続く、世界一周完結への旅の話である。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
世界一周放浪の旅 アジア編
[(5321) 05766](ID:5446)
著(訳)者:
丸尾 克広
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
私が学生の頃にアジアを放浪した時の話である。飛行機を使わずに世界一周したい。そう考えて、私は中国へと船で旅立った。中国から香港に入ったところで大金を奪われてしまい、私は一時帰国を余儀なくされる。その後わずかな所持金で再出発し、もはや世界一周できないと知りつつも、私は超貧乏旅行を続けるのであった。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
比企遠宗の舘跡
[(5320) 05765](ID:5445)
著(訳)者:
齊藤喜久江/齊藤和枝
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
源頼朝の乳父母であった比企遠宗・比企尼夫妻の出自について、八百年もの間、代々伝承を引き継いできた家がありました。その伝承を基に比企遠宗を祖とする比企一族、比企遠宗の舘跡であった三門館、また、その胎内に「源氏所生君達」と書かれている国宝の阿弥陀如来像を祭る泉福寺を中心にまとめたものです。
書名:
ありがとうの(n+1)乗 -武井学術振興会創立25周年記念-
[(5319) 05764](ID:5444)
著(訳)者:
武井たつ子(武井学術振興会会長)
分類:
(02)個人誌部門
内容紹介:
授業料の贈呈(奨学金の贈呈)は3ケ月に一度奨学生の出身中学校で会って行う。この時、近況を聞いたり、私の出すテーマで作文(記念誌の作文)も書いてもらう。25周年記念誌には、20周年記念祝賀会の写真も掲載した。また、地域の活性化を願いダチョウ牧場の創設、地域の文化や自然を訪ねた観光事業、教育改革も試みた。
書名:
孫と爺の基礎・学力物語
[(5318) 05763](ID:5443)
著(訳)者:
奥 作三
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
学力問題の解決は幼児期にあると考え、学力から見た赤ちゃんからの子育てについて、四つの仮説を立て、それを検証した結果を書いたものです。読書が具体的に学力に影響していることをつきとめたものです。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
今日 天気にしちゃおう
[(5317) 05762](ID:5442)
著(訳)者:
松元 ゆみ
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
人生を歩んで来て、結婚、子育てを通していろいろ悩んできた。振り返ってみると、苦しいことすべてが糧になっていた。多くの皆さんにも少しでも人生を軽やかに生きてもらいたい思い、詩をつづりました。北海道の素晴らしい写真と供に味わっていただいて、心を癒やしていただきたい、そんな祈りをこめて。
書名:
日本の危機を救う 主体的教育 -実践編-
[(5316) 05761](ID:5441)
著(訳)者:
福島 寿昭
分類:
(04)研究・評論部門
内容紹介:
ゆとり教育が失敗とされた原因を調査し、30余年間、実施してきた生徒に考えさせる主体的教育の代表的な事例と効果と実績、その進め方を紹介した。国際的にも日本の学力低下、いまも続くいじめと非行の問題を同時に解決する為に幼小中高の先生方、その父兄に提供したい。これからの教育展開、国の教育100年の大計を見据える。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
飛ぶ橇文庫 小熊秀雄 ―詩・ひと・童話―
[(5315) 05760](ID:5440)
著(訳)者:
小熊秀雄+石川郁夫
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
小熊秀雄の詩集からの選択、さし絵、「小熊秀雄ものがたり」著作などの企画・編集はもとより、装幀・印刷・製本等のすべてを旭川市民が手がけ、発行された作品は旭川市内のすべての小・中学校及び公立図書館に寄贈された。一方で過去旭川市が制定していた小熊秀雄賞を市民実行委員会がひきとって続行し、併せて調査・研究、鑑賞等を続けている。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・入選作品>
書名:
新井章夫詩集「わが縄文」―アイヌ民族の詩人たち―
[(5314) 05759](ID:5439)
著(訳)者:
新井章夫
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
伊東静雄賞受賞の作者が、2001年以降書きためたものの中から20篇を選びだし、改稿を加えた8年間の作品群である。10冊目の詩集。「日本で初めての『アイヌ詩集』を出版できる基盤が見えたが、先ずは(中略)広く多くの人々に読んでいただき、そこから新しい認識や展開が生まれてくると思う」(作者)。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
ひとときの風のなかで 2
[(5313) 05758](ID:5438)
著(訳)者:
徳嵩 よし江
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
多くは、農耕生活でまとわれた藍の木綿。
処分され人々の記憶から削除されるやもしれぬ布。
それらの布を絵の具代わりにしてのキルト絵の自選集。
ことば(短歌)と布による表現をまとめた。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
句集「杏咲く」
[(5312) 05757](ID:5437)
著(訳)者:
大内 善一
分類:
(03)B 文芸B部門
内容紹介:
喜寿を祝って俳誌馬酔木などに掲載された近作句から主宰者が457句を再選、伊予絣装丁のハードカバー、240ページの華麗句集に仕立てた。標題は、杏咲く愛のあかしの無言録、から。ほかに大覚寺、仁和寺の門跡、大山忠作画伯らの書画、手紙や政治、社会活動に半生を費やした氏の人となりが集録されユニークな内容が魅力。
書名:
長き旅の果てに
[(5311) 05756](ID:5436)
著(訳)者:
山崎 人功
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
長き旅の果てに→人食いに魂の救いはありうるか?
戦争と人間。罪と罰と土の慈悲を描く。
あの日→中国人労工焼殺の記憶の闇と鎮魂の時を描く。
柿の家→父祖の地は時代の暴力に耐えて讃歌を歌う。
迷路→チベット曼荼羅が左翼の女のトラウマを癒やす。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
書名:
生きる -共生時代の明日をめざして-
[(5310) 05755](ID:5435)
著(訳)者:
藤井 克己
分類:
(05)グラフィック部門
内容紹介:
少年時代ナベ鶴を追いかけた日々が心にあり、昔から鶴と言われていたコウノトリ(特別天然記念物)に魅せられた。コウノトリの郷公園や百合地(兵庫県豊岡市)に4年間通い、四季を通じて生態を撮影。自然環境への改善、人との共生を目指す取り組みなど、生命の営みである、美・調和・共生に輝く32点を収録した。
書名:
寒川靖子小説集 白虹 三巻
[(5309) 05754](ID:5434)
著(訳)者:
寒川 靖子
分類:
(03)A 文芸A部門
内容紹介:
高齢になりエネルギー不足を覚えながらの出版である。それぞれテーマの異なる作品を3巻にした。一巻『葬恋の賦』は小説なら書ける男女の奇しき関係を。二巻『風の問い』は認知症の美しき老女の数奇な人生を。三巻『瞳に映る雲は黙して』は生別の母恋いの少年を。思考力体力低下の私自身へ訣別の書の気持がある。
書名:
飯島物語 -院長十年の軌跡-
[(5308) 05753](ID:5433)
著(訳)者:
坂本 哲也
分類:
(01)地域文化部門
内容紹介:
秋田組合総合病院は昭和7年、大恐慌に晒された農民の健康を守るために、自らが拠金をして作った医療組合を起点として歴史を重ねてきた。その院長を10年勤め、医師不足や地域医療崩壊などに見舞われたが、職員、地元民とともに乗り超え移転新築そして地域中核病院としての姿をいかに次代に残すことができたかを記録した。
<第14回(2011年)日本自費出版文化賞・一次選考通過作品>
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